http://www.nankankeiba.com/ksh/ksh2006071220060411.html
ひいきのトキノシャンハイも出なければ、東京ダービー馬ビービートルネードも出ない。フラムドパシオンが出れば見物に行ってもよかったが、それもなしとなってスルーに。でも、馬券は買おう。
最内のナイキアースワークが人気か。ナイキの馬だし、なんとなく南関東もオッケーって感じではある。しかし、後ろからの馬がかえってこの枠でどうか。だったら内田博幸を配したフレンドシップ。いや、さらに外の外に目をやって、武豊のナイアガラ。ゴールドアリュールじゃあないが、ここダートで本領発揮の馬やもしれぬ。だいたい、俺はなんだかこの馬の母馬のレーヴドスカーという響きが好きだ。
というわけで、ナイアガラから前述二頭に、最後に突っ込んできそうなトネノキングと逃げてしぶといサンキューウィン。このあたりで三連単、いや、オッズによっては馬連、馬単考えて買ってみるか。
結果:ナイアガラから迷わずいってみた。ナイアガラから三連単、そして馬単と。スタート直後、少し外によれたナイアガラ。しかし、ナイアガラ大外から手綱しごくでもなく、自然と好位に取りつくナイアガラ。ナイアガラひっかかる様子もなく、一角、二角でこれはいけるんじゃないかと思わせる。ところがどうだ、三角で早くもずるずると後退、終わってみればビリ……? って、故障でもしたのだろうか。慣れぬ舞台とはいえ、大逃げ打ったわけでもなく、実力でアオイハルあたりに劣るようにも思えない。少し心配だ。そして、見切り発車的にけっこうぶっ込んだ俺の口座も心配だ。
勝ったのはウチパク、大井の内田博幸でありました。あそこで馬体併せたら負けねえって感じだろか。中央馬同士なのに馬連はついたなぁ。しかしまあ、実況の及川サトルがやたら「この帽子の色は一頭」とか言ってたが、「取り消し馬の同枠は買い」みたいな、あれか、昭和の香りか。
二着はバンブーエールで、三着は‘岩手代表’のオウシュウクラウン。ジェイドロバリー産駒のUAE生まれで、岩手と船橋を行ったり来たり。その辺がややローカル感薄いが、三着健闘ということで、例のダービーウィーク構想だかなんだかで、各地のチャンプが、というやつの意義はあったというところか。ナイキはやはり脚質、トネノキングはしぶとく追い込んではきたが、適性はどこか。
さて、今年のレベルはというと、まあ去年のタイムなどと比べるわけにはとうていいかないけれど、やはりどうにもというところか。前走でフレンドシップに勝ったグレイスティアラも、古馬牝馬陣を突破できなかったし(グレイスティアラ、それにチャームアスリープ、ここ出てたらどうやったろ? いや、さすがに厳しいか)。けど、まあ、世代というにはここに駒がそろっていなかったという感じだろか。よし、トキノシャンハイ早く帰ってこい。まあ、そんなところで。
最終結果:勝ちみに遅いがアンコーラははずせない。最内の的場はおさえて、内田もおさえて、それにマイシンザン産駒のマイパワー、これのボックス。二枠は今日死に目だから切り、山田も追い込みじゃないから切り、八番より外は見ないぜ……みたいなので取り返そうとして見事に玉砕。アイビスサマーダッシュのマリンフェスタで取り返しそうっと。
翌日追記
http://keiba.radionikkei.jp/news/20060712K13.html
★14着ナイアガラ(武豊騎手)
途中で息が上がっちゃったね。どうしたんだろう。
脚の故障だったりせず何よりですが、心房細動でもなく、「どうしたんだろう」て。パドックで入れ込みがきつかったらしい(間に合わなかったので見ていない)んだけど。むむむ。