ミハエル・シューマッハの引退

http://www.nikkansports.com/sports/motor/p-sp-tp2-20060911-88473.html

 ミハエル・シューマッハー(37=フェラーリ)が、今季限りでの引退を表明した。チームの地元で1時間14分51秒975を記録して通算90勝目を挙げた後、自身が発表した。

 今シーズンのF1、開幕からしばらく熱中していたが、いつの間にかチラ見になっていた。なぜだろう。そして、ミヒャエルが引退してしまう。
 ずらずらと実績が書かれている「皇帝」だが、俺の中では若手のイメージが強い。今でも。やはり、そのころのF1の印象が強かったのだろう。アイルトン・セナアラン・プロストナイジェル・マンセルネルソン・ピケの四天王(……と俺は見ていた。実際の構図は違うかもしれない)を、下から突き上げる若手。いつの間にか、シューマッハしか残っていなかった。そうだな、俺の中でのシューマッハは、縁石いっぱいいっぱいのライン、7upでV8の軽快なジョーダンのマシンを駆っていくイメージ。
 というわけで、やはりF-1は俺の中で過去のものか。今では主役も脇役もドライバーたちの勢力図もうまくつかみ取ることができず、何となくおさらばの感が強くなった。ただ、残りの数戦は見るべきだろう、とも思う。