予告された残業のイメージ

 机の上に積み重ねられた書類の山。これが便利にハード・ワークだとか、残業だとかを表してくれる。サザエさん海山商事でもそうだし、テレビ・コマーシャルでも使われ続けるだろう。だが、デスク・ワーカーにしたって、そういう光景を本当に目の当たりにすることがどれだけあるだろう。いや、パソコンが当たり前になる前は、あれがかなり幅広く認識されたリアルだったのかもしれない。
 ……などと、ファイリングされた分厚い書類の束を横目に俺。何年前から働いているのか忘れたが、こういう存在感のある書類を前にするのは初めてのような気がする。もっと大量の手書き原稿のリライトなんかもやったりしてるけど、これだけオフィスの書類らしい書類というのはなかなか無いな、付箋とかタグの付き具合とか、嘘みたいだな、ほれぼれするなっと。
 といったところで、仕事はリアル。二週間前にクライマックスを迎えて、その後うだうだしていたが、たまには残業もするのだ、アリナミンでも飲んで。いや、俺が飲むのは新カーク3000だ。なにせ、タウリンが1000mgも……って、カークが新しくなったのは二年も前のことじゃないか(id:goldhead:20041207#p1)。しかし、俺も代わり映えしない生活をしている。もっとモーレツに生きようとは思わないのか?