赤玉はら薬

 腹をこわして、ものすごい勢いで席とトイレを行ったり来たりしている俺。自転車乗ってアパートに帰るというリアリティが出てこない。そうだ、薬、薬飲もう。大昔、「下痢は止めないで出しちゃいなさい」って医者に言われて以来、あんまり下痢止めは飲んでこなかったけれども、これは飲むときだろう、と、職場の置き薬漁る。あった、あったぞ、「赤玉はら薬」。赤玉て。はら薬て。裏の用法見てみたら、15才以上1回6錠とか書いてんの。6錠て。
 それで、開けてみたら、文字通りの赤玉の小さいのがずらっとならんでて、なんかラブリー。6錠流し込んで、それでもやっぱりしばらく効くまで待つか。よし、ラブリーだし、スキャンでもするか。

 うーむ、しょぼいフラットベッドでもここまで撮れる。ブツ撮りのカメラマンも大変だ。あ、なんか腹も治まってきたか。だましだまし、帰るか。岡田君のラジオも終わったし。