http://www.nankankeiba.com/ksh/ksh2006121321110310.html
ありゃ、なんで会社なんかに来てしまったんだ。今のところ晴れてるし、川崎行くべきだった。せめて、馬券だけは買っておこう。
で、地元川崎のロイヤルボスでいけるんじゃないのか。前走だって危なげない勝ち方だった。レースが大人びて、堅調。軸として信頼できやしないだろうか。……などと特に根拠なしに南関身びいきしたときって、馬券的に恵まれた記憶がない。こういうノリはよくない。
というわけで、前走映像見られるものなどチェック。なるほど、兵庫ジュニアグランプリ、トロピカルライトは快勝だ。ホッカイドウのトップサバトンは、三四角とトロピカルに並びかけて勝ちに行く競馬。これで後続に食われなかったのはいいが、さすがに勝ち馬とは差があるし、ここではどうか。
って、そうだよな、このレースが物語っている。やはり中央は強い。馬が違うのだ。南関東寄りの目線でいると、トップクラスは中央並くらいの気にもなるが、そんなことはない。入障したあと転厩してきたクリアーザコーストにベルモントストームがころっとやられる世界だ。やはりそこを割り切らねば。まあ、オッズ的に中央はおいしくなさそうに見えるとかいう欲得も大いに絡んでのことで、むしろそっちが大きいような気もするんだが。
じゃあトロピカルライト以外の中央はどうなんだ。ビクトリーテツニー。横山典弘の追い込み馬。一枠一番ちゅうのはちょっとマイナスかな。牝馬クィーンオブキネマは武豊鞍上。そこで人気になるようであればむしろ切りたいか。エーシンメインリーは地方馬に先着できても、勝ち負けまでは厳しいんじゃないのか。
地方の方に目を向ければ、たとえば大物の噂あるフリオーソはどうだ。内田博幸は(厩舍、オーナーとの絡みもあろうが)ボスでなくこっちに乗る。でも、前走の平和賞、いったんキンノライチョウを差しておきながら、馬体あわされて絵に描いたような差し返し食らってる。じゃあそこで底力見せたキンノライチョウはといえば、前々走ザマローレルに負けており、そのザマは前走でロイヤルボスに負けておる。そりゃ、コース、体調、成長などあっての今回だが、このあたりで抜けている可能性があるのはロイヤルボスのみ。まさかまとめて全部が中央強豪と渡り合えるレベルとは思えない(←今日の俺の成長分)。あってJBCのボンネビルレコード的三着突っ込みくらいだろう。
というわけで、トロピカルライト、ビクトリーテツニー、ロイヤルボスの三頭でいいんじゃないのか。オッズとか見て気が変わらなければ(←成長していない部分)。
★結果:トロピカルテツニーボスの三連単、トロピカル頭二点本線で。合成オッズとかいうのか、三連複二十倍くらいとの比較では、こっちがマシかと思ったんだけど。まあ、そんな買い方以前の問題。フリオーソは大物だった。しかし、あの差し返されの馬がね。競馬はいろいろな要素が複合してのことだが、石崎隆之と内田博幸の現時点での差、と捉えたくもなるが、果たして。それで、三着に人気薄で二着にトロピカル。小粒だったのは中央勢だったのかも。しかし、ボスは冴えなかったな。