ニュージーランドトロフィー&阪神牝馬ステークス

 東スポの山河の予想スタイルは好きだ。自身述べるように、マークカードにはボックスもフォーメーションもある。その曖昧さをそのまま活かした方が馬券にはつながる。ゆえに、たとえペールギュント◎といえども、便宜上のこととかなんとか。なるほど、新聞の予想は◎○▲……と並んでおり、それに乗ろうとしたとして、団子からマークへの変換が必要になる。そこに溝がある。なにも、買い目から配分まで指示してほしいわけじゃあないが(指示されても乗れるわけじゃあないが)、発想のところで予想家の予想家のための色々の要素から出てくる◎○▲……と、もとからボックスやフォーメーションと、回収を考える素人の発想は違い(四頭ピックアップしてボックス買いってのに、あんまり序列とか考えない)、山河の予想は後者に近く、フィットするところあるように思えるのだ。
 で、その山河のレース全体の予想は「何でもあり」。それで、一枠ヤマニンエクレール、グレイトフルタイムあたりをボックスに入れよとあり、とくにヤマニンエクレールなどはあるかと思ってボックス。ほかにボスアミーゴ、マイネルレーニアスズカコーズウェイだったかな。
 が、あの結果はなんだ。何でもありはありだが、ありすぎだろう、と。桜花賞三強の一頭でもNHKマイルCに回ったら、完全に牛耳れるんじゃあないか、この路線。つーかもう、マル外のダービーもないだろうに、降格しちゃえば?
 阪神牝馬ステークスに我がアサヒライジング登場。千四もこなせるだろうし、前走は重ハンデとそのハンデに対する心構えなどが敗因のはず。とはいえ、ディアデラノビアはさすがに強い。というわけで、この二頭の折り返しからジョリーダンス、アグネスラズベリへの三連単四点。
 で、タテ目っていうのかなんというのか。しかし、アサヒライジング、この敗戦で次で人気落ちならガツンと行く。どの舞台になるかわからんが。