続熱発

 昨日偉そうなこと書いておいて、その後午後三時には早退、今朝も昼から出社。遅八刻。一週間前ほどに書いたが、なぜか最近眠りが浅く(id:goldhead:20070411#p1)、それが原因なのか結果の一部なのかはわからない。
 伏せっていると昔を思い出す。幼稚園、小学校のころはよく寝込んで休む子だった。扁桃腺がよくなく、小学校三年生のころに手術して、それいらいいくらか元気になり、中学に入ると頑強とはいえぬが、ひ弱ながらに学校は休まない子になった。
 今思うに、小さなころよく寝こんでいたことが、人格、というか、さまざまなもの・ことへの反応のパターンを形作ったようにも思える。ちやほやされること、過保護への期待、そして、休むことによってみんなが先に進んでしまい、取り返せないという出遅れ感、欠如感。たとえば、小学校で初めて楽譜の読み方を習う日に休んだがために、その後俺はどうしてもあのオタマジャクシが読めず、「ドレミファ」とカタカナがふってないとだめだった、終ぞ。
 それが嫌で俺は休まない人間となることを選択したともいえる。ただ、その割には人生年表に引きこもっていた(いや、ふらふらしていたからニートなのかな?)だった大穴が開いていて、それについて何かへいちゃらな理由はよくわからない。
 熱など出すと昔を思い返す。昔を懐かしむのはそれがすでに経験したこと、済んだことであるからであって、未知という恐怖は存在しないからというが、体の機能がそれを狙って働いているかどうかは知らない。