ハンカチ帝国の野望

http://www.nikkansports.com/baseball/amateur/p-bb-tp3-20070618-214623.html

「やっぱり何か持っているなという感じ。6大学の時に運は使い切ったと思ったけど、一生何か持っている、こういう人生なのかと思います」

 「6大学の時」のコメントを見て、斎藤佑樹の「クソ度胸と強気」と書いた(id:goldhead:20070605#p1)けれども、さらにその上を行くコメント。傲岸不遜一歩手前といったら言い過ぎか? でも、‘ハンカチ王子’(最近あんまり言われなくなってきたね)の外面に惑わされはするけれども、これが、たとえば往時の川口知哉の言葉だったらどうだろう、みたいな(あくまで往時ね。http://www.kyoto-np.co.jp/kp/sport/make2/right01.html)。
 というか、たとえば松坂大輔の高校時代なんかも、ほとんどフィクションだ。それが今や、当たり前のように大リーグで投げてる。一生何か持っている、のかもしれない。一生は長かったり、突然終わったりするけれども、まあそういうものだろう。
 それで、その「何か」を客観視、ともすれば傍観するかのようなこの斎藤。なんか、ひょっとすると、もっとすごい「何か」を持った、「何か」をコントロールできる、とんでもない男かもしれない。気づいたら、この日本を支配しているかもしれない。青いハンカチでマスゲームをさせられるかもしれない。あるいは、青いハンカチなんて持っていようものなら、逮捕・監禁かもしれない。
 そんなことになる前に、われわれは何をすればいいのだろう? とりあえず、‘赤いハンカチ王子斉藤悠葵でも応援しませんか?