流れよ我が涙、とパッポン堂は言った

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070620-00000006-mai-pol

 クールビズなど地球温暖化防止を訴えるキャンペーンのため、環境省が大手広告代理店「博報堂」に支払う日当(1日7時間)が最大で1人当たり7万6300円に上ることが分かった。

 大手広告代理店の相場は知らないし、このキャンペーンの費用対効果の妥当性もまったくわかりません(一応、クールビズって言葉は知ってるが)。
 ただ、気になったのは、こういう業界も人工(にんく)単価みたいなの出すんだなあ、ということ。なーんか、どちらかといえば、広告宣伝なんてのは、そりゃ地道なさまざまな働きの上に成り立ってるんだろうけど、上の方はアイディア性、クリエイティヴ性勝負なところはないのかね。人工計算でええのかね。ホワイトカラーなんたらは、そういう話でないのかね。でも、そのあたりはあれか、むしろコピーライターやデザイナーのあたりで、上の方はプロデューサーだろうかもしらん。ええっとでも、やっぱそのあたり、日給いくらってあれじゃないけれど、こういう大規模プロジェクトでも、役所のフォーマットってのはそういうものなんだろうかな、とか、まあ、想像しても詮無き話なのだけれども。
 でも、そのへんで、日当割した単価だけつまみ上げて、「ほら高い」って蓮舫は言うわけだけれども、なんかそれって、それもまた、変な話のように思えて、煽りとしてはなんかこう、いいのかもしれんのだけれども、別に毎日その人の懐に7万6,300円ずつはいるわけでもなく、いや、給料日割りしたらそのくらいもらってる人かもしらんが、それよりも、このキャンペーンを博報堂が請け負うまでの経緯が真っ当か、そして、費用対効果はあったんか(相場と比べてどうか)、そのあたりを、全体で見ていくべきなんでないのかね。まあ、その効果についてだって、何だって、広告代理店の口先にかなうものがいるのかどうかわからんが。