ジャパンダートダービーじゃないか

goldhead2007-07-11

http://race.netkeiba.com/?pid=race_nar&id=c200744071111
 ロングプライドが一番人気らしいが、脚質と最内枠の組み合わせはいかにも危うい。いかにも危ういのは案外危ういわけでもないという危うさがあるにしても、あえて配当的妙味のない危うさに賭けるというのは面白くない。となると、南関三強、アンパサンド、トップサバトンフリオーソがいい。内田博幸フリオーソを蹴ったあたりも配当的にいい(事情は知らない)。この三頭の三連単ボックスでいいんじゃないのか。でも、やっぱり本命はあった方がいい。ここは石崎駿にもどったトップサバトンでどうだろう。ゲートを出るも八卦、出ないも八卦だ。って、それじゃあ、三連に入れていいのかどうかとなりそう。でも、いいや。
 あと、ブルータブー馬連か何かで抑えたい。言うまでもなく、アンパサンド、トップサバトンは道営出身。ブルータブーは実力に劣るから北海道に残ったのか? そうとも言えまい。同馬はノーザンファーム外厩馬で、馬主は吉田勝己の息子吉田俊介ダーレージャパン中央競馬参入報道直後のこのレースである。ノーザンファーム生産で馬主サンデーレーシングのディオスクロイ、そして内田博幸を確保した社台RHのキングスデライトの参戦。ここに、社台グループの意図が見えてこないだろうか?
 いや、ブルータブーという馬名に注目されたい。競馬界でブルーといえば、殿下のロイヤルブルー。そのブルーがタブー、禁忌であるというのだ。これは強烈な社台の意思表示であるといっていいだろう。日本競馬に王は二ついらぬ、この競走でブルーを叩きのめして、真の王が歓喜を味わうぞ、ということである。すなわち、ブルータブーこそが、人知れず北の大地で息を潜め、異国の王を刺す刃を研いでいた刺客!
 馬券はブルータブー単勝と、南関三強および中央勢への馬連流し。結論が二つ出たような気がするが、気にしない!

結果:三つ目の冠で決めたフリオーソあざやかっ! というわけで社台の希望は粉みじん。今野忠成みごと。馬も絶好調で、こういう馬場にも強いのか。アジュディミツオーみたいな感じだろうか。ロングプライドは悪くなかった。アンパサーンドッも実力を見せた。トップサバトンは体調も降下していたか。ブルータブーはまずまずの結果。