讃えよヒカルサザンクロス

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 かつて益田競馬に所属していたウズシオタローが持つ最多出走記録の250戦に並んでいたヒカルサザンクロス(セン14、高知・宗石大厩舎)が、高知4R・出走日本記録達成特別(ダート1400m)に出走。最多出走回数の新記録を達成した。

 まことに恥ずかしながらウズシオタローに並んでいる最中のサラブがいたとは知らなかった。でも、エリザベスクィーンとかに比べて、扱い小さくない? と、自己弁護。
 しかしこの馬、ミルフォード産駒。古く古く、スーパーファミコン時代のダビスタとか思い出すような種牡馬、あるいはミルフォードスルーを思い出させる(思い出させるだけなのが注意)種牡馬の子。戦績をザッと眺めても面白い。
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 勝ち馬欄を見れば、ナギサ(マークオブディスティンクションといえばこの馬、と、ホッカイルソー)やタヤスバッカスデヴィルズバッグといえばこの馬、タイキシャトルより前は)、地方へ移籍してからも、ツキフクオー(ダート長距離砲。イナリワンの傑作)やサカモトデュラブ(テンの早さは天下一品)、アラバンサ(稀少な得るグランセニョール産駒の外車)にフジラッキーボーイ(ご存じマイネルガーベの下)、ツキノマルゼン(川崎とかで見たぜ。勝ちまくってた)……などなど、時代を代表する馬ばかり。馬に歴史あり。
 しかしなんだ、1〜2秒差負けが続いたあと、いきなり1.8差で圧勝、次戦も上のクラスで0.3差、秋まで休んで二戦大敗、地方転出。その次の出走がまた半年くらいだから、脚かなにかになにかあったんだろうか。まあ、今さら関係ない。
 ともあれ、あまりハルウララ(同厩舍だな)ブームなんかはちょいとあれだけれども、この記録は記録で、やはりお疲れさんとしかいいようがない。それで、オースミレパードあたりと頑張って、無茶のない範囲(ex 泣きボクロ@マキバオー)で高知競馬を盛り上げてください。