丸山氏、橋下氏に辛口エール「知事の器全然ない」
ただ、橋下氏が全面否定しておきながら、急転出馬したことに対しては「出馬までいろいろあったんだろうけど」と理解を示しながらも「あれは批判されるだろう」と心配。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071213-00000086-sph-soci
見出しが「丸山氏」なのが気になる。現役の議員なのだから「丸山議員」、「丸山代議士」、もしもお茶の間のイメージを優先するならば「丸山弁護士」。なぜ、「氏」なのか。
……という話はどうでもいい。橋下徹弁護士急転立候補。とりあえず上に引用した丸山さんの意見に同意。いろいろ……、七人の子持ちで、職業的には二億円プレーヤー（！）のタレントが人生の決断をする、これに迷いがないはずはないし、水面下で自分に有利な状況を引き出すための交渉だってあったろう、そう、いろいろあるのは当たり前だし、迷いに迷って決断がひるがえるのも当然だ。迷った挙げ句に決断して、混乱をひきおこしたことを正直に言えばいいのに、変な屁理屈こねたのはかっこ悪いわね。そもそも、「ノーコメント」くらいにしとけばよかったとも思うが。
で、こういうのって見るたびに思うのは、政党ってこれでいいのって。府知事クラスに身内から育て上げた自慢の候補者出せないのって。二軍で頑張って下積み生活してるのに、気づいてみたら一軍にグライシンガーがいた、みたいな、そういうのっていいのかって。いや、そういう人たちの目的はやっぱり国会の方で、知事選は別なんかな。平気で相乗りするしさ。
それでもって橋下弁護士だけれども、正直なところ政治手腕があるのかどうかわかりゃあせんわな。弁護士というと何かすげえって感じで、そりゃあ法律に通じてるだろうけど、政治は、行政は別のような気もするし。本気で改革など考えるなら、アンタッチャブルな方面とも衝突しなきゃならんだろうし。そのあたりは仕事でやってきたこと、なのやもしらんが。
えーと、そういうわけで、ますます情報バラエティ番組化する政治ですが、まあはっきりいって、下々の俺には関係ないというか、タレントももう珍しくないから、なんかわからんが共産党の候補（も弁護士だっけ）が勝つとか、そのくらいあった方がドラスティックで面白いんじゃねえのって無責任に思うのでした。あと、次の本命は麻生太郎の応援演説で意外な才能を見せた北村弁護士だろうな。島田紳助がこの国を操る日は近い。……ということは、三浦工業（6005）に注目なんか？ そうなんか？
