3着大波乱の立役者、プロヴィナージュを管理するのは小島茂師。この馬の出走で人気馬ポルトフィーノが除外になったため、ブログが炎上気味になっていた。しかし、ファンから見てもかなり微妙なところに属するのではないかという話題に突っ込んでくれる姿勢には、最敬礼というところ。
回避情報についての批判は我慢しますが、出走に踏み切った事や着順については全て管理する小島の判断です。
http://s-kojima-stable.at.webry.info/200810/article_9.html
追い切り翌日の運動で馬体確認をしてスタッフと出した結果は『出走させない理由が見当たらない』でした。
そして鞍上は佐藤哲三。
『今回は悪役だぞ!大丈夫か?』という問いに『あー慣れてます』と心強い言葉。
これに対してブックマークで「哲三かっこいい」などと書いたのだから、複勝くらい買っておくべきだった……。するすると人気薄の馬で抜け出す佐藤哲三。ああ、少し情景は違うけれども、私の心の中の佐藤哲三の競馬だ。本当に、まったく、競馬というのは。
そんなわけで、前走大負けしたブラックエンブレムの勝利よりも、むしろプロヴィナージュ。いや、両方合わせてこれが競馬というものか。まるで手に負えなくて面白い。しかし、たまには当たらないと続かない。
馬券はレジネッタ本命、オディールの外枠に、エアパスカル、トールポピー、あとはレッドアゲートかリトルアマポーラなど買っていた。内からスルスルというのは想像できなかった……。
府中牝馬ステークスは大好きなアサヒライジングの単勝と馬連。ほとんど応援。結果、どん尻。長期休養明けとはいえ、得意の府中でこの結果は……。逃げ馬の宿命といえばそれまでだが、果たして。心身ともになんらかのダメージがなければいいが。なければ、ブラックエンブレムのような巻き返しも、世の中には存在するのだが……。