騎手についてとりとめなくぶつぶつ

27日の中山3R(2歳未勝利、芝1800メートル)で3番人気のローグランド(牡2歳、美浦河野通文厩舎)が1着となり、鞍上の内田博幸騎手は今季146勝目をマーク。2位の武豊騎手が残りのレースを全て勝利しても逆転されることはなく、初の全国リーディングとなった。

http://www.sanspo.com/keiba/news/091227/kba0912271133039-n1.htm

 このレースなんだけど、俺は伊藤工のマーニーを本命にしてて、深夜に仕込んだんだった。で、そのとき、ワイドにしたか枠連にしたか忘れてて、さあドリームバスケットが二着ってときに「どっちだ?」みたいなことになって、結局「馬連」という一番細い糸でしか買ってなくて失望した。だいたい今気づいたけど、マーニー小っちゃいな、384kgって。
 ……というようなレースで内田博幸のリーディング確定した。耄碌してるので何度も同じ話を書くけれども、俺が南関東競馬をちょっと見るようになったとき、まだ内田なんてのはそれほどたいした名前じゃなかったように思う。的場文男石崎隆之がいて、その他いろいろのベテランがいて、佐々木竹見も現役で、内田なんてのは、本当にそれほど目立った存在じゃなかった。
 それが、川島厩舎の主戦になったりなんだりで、気づいてみれば佐々木竹見の年間勝利数とかいうおそろしい記録をぶっこ抜いて、さらには中央移籍、中央リーディング。なんというのか、早すぎてついていけないというか。それで、俺が競馬を見はじめたころ、まだまだヒヨッコという感じだった戸崎圭太が今やもう全国リーディングで、中央に乗りに来れば第二のウチパクかというような。
 と、思うに、やっぱりなんだ、騎乗数の多い地方のジョッキーっつーのは、その、上達の速度みたいなもんが、やっぱりすげえ早いのかな、とか。……って、すげえ少ないサンプル数。でもなんだ、中央の方を見ると……、まあ、松岡とか北村宏とかが伸びてきてるか。しかし、上の方の壁もいろいろ厚いしな。南関東にしたって、まだ的場文男がどーんと存在しとるしな。しかしあれだ、なんか最近の中央の若手というか、ルーキーというか、なんか乗れる子が多いように思うし、いろいろ変わってくるかもしらんか。
 ……って、ようわからんので、武豊の話をしようと思うが、まあ、なんだろうね、なにかね、言うまでもないが、やっぱりまだまだ武豊よ。そういうところはあって、逆にこう、リーディングっつーか、勝ち星じゃなくて、質の方に行ったりして、とか。もう、重賞しか乗らない、みたいなプレイ。……って、そういうのってテレビゲームじゃあるまいし、そうはいかないか。だいたい、質に見合った名馬との出会いってののチャンスは、やっぱり数乗ってってところもあるだろうしな。けど、なんだ、武豊にはずっと現役でいてもらって、少なくとも増沢より長く乗ってもらいたいとか、そんなふうに思ってる。そういう武とか、見たいなって。ようわからんけどさ。つーか、とりとめがないし、なんなんだ、いったい。まあいいや。おしまい。