とくにどことは言えないが森の中での話である。いま、職場で確認して思ったが(というか、愕然としたが)、合ってたと思ったピントが合っていないものが多く、これはカメラが壊れてるんじゃないか(たぶん)。
wikipedia:ザトウムシ
長い足を伸ばし、豆粒のような体を中空に支え、その体を揺らしながら歩く様は、まるで宇宙生物でも見るような気持ちになる。
足の長い型のものは、樹上や地上を活発に歩き回ることができる。体を大きく揺らせながら歩く姿は、SF的ですらある。
いずれにせよ、おれにはザトウムシがうまく撮れない(たぶん)。ザトウムシを撮る必要があったのでなくてよかった。あいつらは宇宙生物のように林床の凹凸を我関せずの感じで歩き回るからだ。α550にMINOLTA 100 MACRO f2.8(旧型)では追いきれない。だいたい、胴体に合わせれば脚が撮れず、脚だけ撮ってもおもしろくない。もっとすばらしいスピードのカメラが、もっと明るいレンズが必要だ。そして、一日中森の中で這いつくばる時間が必要だ。……しかし、ザトウムシを撮る必要はないのだ(たぶん)。
そして、マムシグサの実(たぶん)は罠のようだ。
しかし、ほんとうに危ないのはこいつらだ(たぶん)。
そして、こいつは食べられないなって思ったやつの落とし物(たぶん)。
(たぶん)食える、(たぶん)食えない、(たぶん)食える。信じるな、ムラサキシメジ(たぶん)をかじったのは(たぶん)おれじゃあない。
(たぶん)食えない。(たぶん)こいつは光合成をしない。(たぶん)こいつは腐生植物。(たぶん)こいつはツチアケビ。(たぶん)はじめて見た。
さて、帰るか(たぶん)。
帰れば夜、空に満月(たぶん)。
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