- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
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……というわけで完結編まで見終えた勢いで『県警対組織暴力』まで観たのだけれども、はっきり言って同じ役者さんがいろんな役で転生しているのでもはや訳がわからない。そんな中で金子信雄の安定感。いや、菅原文太と言うべきか。でもやっぱり金子信雄かな。まあいいや。逆に警察官役の菅原文太の渋さもいいなあ。それでなんかスーツとかネクタイとか真似したいとか、どこ行けば売ってるのかというようななにかを感じたりした。買わないけど。というか、黒髪、ノンピアス、ノン無精髭の単なるちびメガネの新入大学生なのに、スーツを着ただけで複数人に「インテリヤクザに見える」と言われたのはいまだに根に持ってるおれなので、派手なシャツなんて必要ないぜ。
……なんの話か。ところで、前回おれは「勝手に広島弁を幻の母国語のように思っている」とか書いたわけで、まったく広島弁に染まりきっているはずで、そういうのに引きずられやすいおれは、この鑑賞メモも広島弁で書きたいな、と思うわけだけど、やっぱり幻だから書けないわけで。というか、イモ売ったら格好つかんじゃないの。
それでもって、使いたいけど使いこなせない、偽関西弁みたいにいかへんという、まあなんというか完成されすぎたもんを聴いたというわけで。しかしあの、「◯◯でぇー!」で終わるところの「で」とか、「◯◯じゃないの」で終わるところの「の」の奇妙な優しさとか、「こんな」の使い方とか、「じゃけん」とか「つかさい」とかばっかじゃねえんだなとか。
というわけで、ネットを探せばこの映画の名言集も広島弁についてのページもいくらでもあるけど、なんか台本読みたいな、などと思ったんだけど、尼じゃ高値で手が出ないんで図書館でもあたってみるか。
- 作者: 笠原和夫
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あとはあれだ、『仁義なき』で二作目の千葉真一が五作目で宍戸錠になってて、なんかアル中にしか見えなくてやっぱり二作目がいいなというか、とか。あとは、実録物ということゆえなんだろうけれども、主人公・菅原文太の広能昌三が具体的にすごくすごい大暴れをせず、しかし、作中で一目置かれる、存在感があるという、そこのところの説得力がどっから出てくるのかと、ふと不思議に思うようなところもあり(いや、関西との繋がりとかあんだろうけどさ)、というような。で、『新・』のシリーズもさらに行くかどうか。新といえば、テレビから流れる「こんにちは赤ちゃん」をBGMに若いヤクザが凄惨な殺し合いをするシーンは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の「今日の日はさようなら」だなとか思った。