水元公園→柴又帝釈天へ

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いろいろと電車を乗り継いで金町という駅に着く。そこからさらに循環バスに乗る。

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着いたところは都立水元公園ハナショウブの祭りをやっている。

水元公園|公園へ行こう!

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ハナショウブは野生のノハナショウブを元にして(以下略)

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品種が爆発的に増えたのは江戸時代で、松平左金吾定知、号を菖翁と(以下略)

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水元公園は江戸にあるだけあって江戸系の品種がほとんどで、この小合紫というのは、この公園の小合溜にちなみ(以下略)

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はなしょうぶ園のあたり、たしかにハナショウブは咲いておるのだが、演歌歌手が歌っていたり、カラオケ大会が開かれたりで、どうも花が主役という感じがしない。屋台なども出て盛り上がっているのだが、どうも好もしくない。肥後の武士のように座敷で正対して鑑賞しろとは言わないが。

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ちなみにここでは珍しい肥後系の友鶴。「よく垂れてますなぁ」。

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それで公園の奥(どっちが奥だか知らないが)の方へ行けば、メタセコイアだのなんだのが大量に植えられていてその広さにビビる。まあ、メタセコイアの植え方でいうと相模原公園の方がすげえと思うが。

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広場というのもマジ広くて、RPGのマップに放り出されたような気になる。東京にもあったんだね、というか、神奈川でもこの規模の広さというのはちょっと思いつかない。

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なんとかいう植物(ウマノスズクサか)のみを食草とするなんとかいうチョウ(調べてみたらジャコウアゲハ?)の幼虫。チョウになるとすごくゆっくり飛ぶらしい。野草園のようなところを歩いていたら、ボランティアか職員かわからぬが、いろいろと教えてくれた。

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八重咲きのドクダミというのも珍しいだろうと紹介される。斑入りのゴシキドクダミ(‘カメレオン’だっけ?)は知っていたが、八重咲きのもあるのね。そのあと、「園を出たところにスズメバチの巣がある」などと教わる。

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行ってみると、巣はなかったがクヌギだかコナラだかの樹液を吸いにチョウやらハチやらが集まっている……のを集まって観察して写真を撮っている人らがいる。そういうクラスタもいるのか! と思った。鳥撮りもたいへんそうだが、チョウなども機材と根気が要りそうではある。

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また、その中で「先生」と呼ばれている人に話しかけられる。公園にどのくらいのチョウやハチ、ガがいるか。ハチの習性について。公園の環境について……などなど。公園で自然教室などをされている方らしい。おれが覚えたことといえば、ヒメスズメバチの見分け方くらいだが、それでいい。おれはなにかに接して、なにか一つ持ち帰ればそれで上々だと思っている。あるいは、なにか情報を出す側であれば、なにか一つ持ち帰ってもらえれば、それで十分じゃないかと。志が低いだろうか?

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園内には釣り人の姿も多かった。

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ザリガニ釣りに興じる子供と大人も多かった。子供が「すごいでかい!」と騒いでいたので声をかけて一枚撮らせてもらった。たしかにでけえな、と思った。

 

と、そんなところで従来の目的のハナショウブはどこかにいってしまって(ちゃんと品種別に写真は撮ったが……真夏のような日差しでちょっと弱っていたね、個別に見ると)、公園をあとにする。

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そして……芝山鉄道? あれ?

SR夢の終着駅、あるいは落日の空港 - 関内関外日記

よくわからないが、京成金町線を行ったり来たりするのに車両が使われているらしい。

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目的は柴又帝釈天。予定もなにもなく、金町駅で看板かなにかを見つけて「隣の駅らしいし、行こうか」ということになったというだけ。

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帝釈天までは参道が賑わっていてちょっと意外な気がする(のは、Googleマップなど見ていたせいもあるが)。団子など食う。食い物の写真を撮るのは嫌いじゃないが、すっかり忘れて先に食ってしまうという習性がある。こまめに「食う前に撮る」をする人はマナーどうこう以前にたいしたもんだと思う。

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で、まあ到着。とくに寅さんが好きというか、一本通して観たことがあるかどうか知らないが、「ここが産湯のアレか」などと思う。

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わりと夕方だけどわりと人もいて。

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それでも寺は閉まる時刻が近づいていたので有料の庭園と彫刻も急ぎ足で。

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彫刻はもうちょいじっくり見たかったか。

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まあ、参道のテンションも含めてわりと楽しめた。

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辰ちゃんはどう思う? え、なんでこんなところに?

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それじゃ。

 

>゜))彡>゜))彡>゜))彡

六義園・旧古河庭園に行く - 関内関外日記(内)