もっとこう、ヒット・ガールみたいな二人組がぶち込みまくるような映画だと思ってたら、ちと違った。いや、だいぶ違った、かな。一つの人情話に突入してって、それでおしまいっつーか。なんかそれなりに設定おもしろそうなのに、もったいねえなあって感じもあって。それにアクションももっと盛ってくれよって具合で。ただ、なんか音楽はよかったな。まあ、ふだん映画の音楽にまで気が回らないおれが気にしたということは、本編から気がそれていた可能性もある。まるっきり悪い映画じゃねえし、キャストも(主役二人はもっと若くても……?)しっかりしているし、うーん、というところ。まあ、冒頭の
アメリカンジョークと、きっちりかたをつけたあたりは好感かな。あと、主役二人の吹き替えが
浅倉杏美と
藤村歩だったので、吹き替えで観ました。完全に字幕派(?)として三十何年か生きてきたのに(生まれてすぐ外国映画とか観ねえけど)、三十過ぎてのアニメ熱のせいで吹き替え派になりそう。まあそんなところ。