2021年 ヴィクトリアマイル回顧 ―絶対的強者いるレースが好きだ

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グランアレグリアはまず負けないと思った。ほんとうに負けないと思った。こういうレースは好きだ。二着と三着を当てればいい。一着を当てろと言われると困ってしまう。競馬歴二十年にして困ってしまう。今は三連単という馬券があるので、二着と三着で荒れるのを期待したりもできる。

おれは三連単グランアレグリア一着固定で、二着と三着欄にプールヴィル、サウンドキアラ、デゼル、レシステンシア、マジックキャッスルを入れた。絶対能力的にレシステンシアが三着内ということはある。「競馬の天才!」の記事によれば、ピッチ走法のマジックキャッスルが内枠に入るといいという。そんな感じだ。わりと高配当もある。

その上で、馬連を数点買った。今回のヴィクトリアマイルには、今年の古馬牝馬重賞の勝ち馬がすべて出てきているという。珍しい。人気薄でも、そこに流してもいいかと思った。

ヴィクトリアマイル(G1) 結果・払戻 | 2021年5月16日 東京11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

結果、その人気薄の古馬牝馬重賞勝ち馬のランブリングアレーが二着した。馬連を押さえた。トリガミだけれど、絆創膏ぐらいにはなった。

それにしてもグランアレグリアは強かった。ルメールは絶対的な自信馬に乗るときは、東京残り4ハロン棒を見てから追い出すというが、それよりもさらに余裕をもって追い出したように見えた。グランアレグリアは強かった。圧倒的だ。二着三着は自由に荒れてください、というレースだった。三連単にランブリングアレーを入れることはできなかったが。

東スポ一面の田原成貴は先週勝ったルメールにいったん緊急事態宣言の解除を与えたようだが、さすがにこの馬では負けない。田原の予想にランブリングアレーはなかったけれど。

馬券的には裏の栗東ステークスでメイショウオーパスを本命にして、単勝枠連を取った。悪くない。かなり最悪だった今年の馬券もやや持ち直してきているような感じがする。オークス、ダービー、大レースに賭けて、上半期のプラスを狙いたい。