またまた寄稿いたしましたー。
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読んでいただけましたでしょうか?
実のところ、というか、まあ言わなくてもお気づきだろうかとは思いますが、こちらに寄稿すると、書いてから公開されるまでいくらか時間がかかります。ここでブログを書いて、ポチッと「公開する」ボタンを押すのとは違います。それに、「あ、やっぱりあれは消そう」とか「ここは書き足すか」とか、そういう公開直後のとっさの判断もできないのですね。
それで、なんかもう、記事を送ったあと、恥ずかしくて顔真っ赤になるのです。顔真っ赤の、赤っ恥の結晶が上のような記事ですので、せっかくなので読んで下さい。関係ないですか。
今回の内容だって、なんというか、言語学の基礎とか、そういうものを学んでいれば、べつに考えるようなことでもないというか、書くほどのこともないことかもしれません。
でも、一つ、これは言いたいのですが、自分は自分の頭で考えたいというところがある。「自分のアタマで考えよう」とは有名ブロガーのちきりんさんの著書名ですが(読んでいないのでなにが書かれているのかは知りません)、まあ考えたい。
その結果が車輪の再発明の大失敗の箸にも棒にもかからないやつでもいいんです。ある程度のゴールがあるとして、スタート直後に後ろに向かって走り出して、へんな毒沼にはまってHPが0になってもいい。
なんというか、ああだこうだと考えることは嫌いじゃないのですね。ただ、なにか正解があるクイズやパズルを解くために頭を使うというのは面白くない。学校の勉強やテストというのも好きじゃない。なにか答えがぼんやりしているものについて、ぼんやり考えるのがいい。それを言葉に書き出してみるのがいい。ぼんやりした考えがすこしまとまるような気もするからいい。「いい」というのは「おれにとっていい」であって、べつに世の中の役に立つわけじゃあないです。
これが、きちんと大学の教育を受けた人ならば、きちんと研究の目的があって、仮説を立てたりして、先行研究にあたったりしつつ自説を展開して……人類の知の山に一つ石を積み上げることができるのでしょう。
でも、自分がやっているのは明後日の方向に毒沼にはまって、ネットにしょうもない文字データを放流することくらいなわけです。あるいは、ゴミ山にゴミを積んでいるだけかもしれません。それでも、いくらか楽しんでくれる人がいるのだから、まあ世の中わかりません。
というわけで、わりと文字数をがんばってひねり出している、Books&Appsさんへの寄稿は、そういう自分の空回りの結晶であるので、まあ暇なときに読んでくれたら幸いです。