Books&Appsの安達裕哉さんより献本いただきました。
『頭のいい人が話す前に考えていること』、これである。
と、この本の感想を書く前に、なぜ献本に至ったか、という説明が必要になるだろう。え、必要ない? いや、せっかくなので。
Books&Appsとおれ
というわけで、安達さんのやっているBooks&Appsとおれ、の話をしておきたい。したことがないと思ったので。
おれのブログの数少ない読者であれば、おれがこちらにたびたび寄稿していることを知っているであろう。必ず補足やなにかを書くようにしているからだ。しかし、なんで「マネジメント、仕事、知識社会の生き方についてのwebマガジン」に、おれが? と思ってる人もいるだろう。
こっちが聞きたい。
というか、最初になぜか寄稿のご依頼があったとき、おれは一度断っている。「あの、その、おれ、ビジネスの話とかできませんので」と。
が、よくわからないが、べつにビジネスの話せんでもいいとおっしゃるのである。え、それじゃあ、せっかくなので。
……と、たしかこんな感じだったと思う。とはいえ、やっぱりビジネスに関係したほうが、などと思いつつ、試行錯誤しつつ、結局のところよくわからないままに、好きなことを書かせていただいている。はっきり言ってビジネスパーソンを励ましていないことこのうえない。それでも、なんかわからないが、載せていただいている。なんで? わからない。
でも、それなりに長く寄稿させてもらっているので、安達さん(なんか気軽に「さん」づけしているけど、「安達様 お世話になっております」なので、実際のところ)の本のあとがきに名前をのっけていただいた。
最後にのっけていただいた。なんや、活字に自分の名前が。これは想像以上にうれしい。ありがたい。
というわけで、本の感想です
というわけで、こちらの本の感想を書かせていただきます。この本には小手先のテクニックはあまり書かれていません。むしろ、よくない例として出てくることが多い。即効性があるかどうかというと、人によって違うのだろうけれど、「この通りのことができれば立派な士大夫よな」というか、大昔に孔子が……
……と、続きを思ったのだけれど、本日は自分の寄稿した記事が掲載されたので、そっちの話をします。本の話はあらためて。
はい、ビジネスパーソンのみなさん、励まされましたか? つーか、結局のところ、「おれは働きたくねえ、勝手に金が降ってこい」という結論に至るマネジメントや仕事のサイトがあるか。いや、あるのだからおもしろい。というか、正直自分もわけがわかりません。
著書を拝読して思ったんだけど、当たり前の話だが安達さんは頭がいい。すごくいいに違いない。しかし、Books&Appsのアナーキーさには妙なところがある。先ほど注目されたのはこちらの記事だ。
女性インフルエンサー「H」についての記事を書いたら、Googleから警告が止まらなくなった話。 | Books&Apps
妄想のフィクションとのことだが、これはなんともいえずなんのサイトだという気持ちになって、励まされた。なにを書いてもいいんだ!(というわけではないのだろうけれど)。
懐が深いというか、なんかようわからんというか。そうじゃなきゃ、単著も共著もなにもないただの日記書きのおれを誘うのだろうか。なぜ誘ったのだろうか。謎である。
とはいえ、おれはこれ、謎は謎のほうがおもしろいので、謎の距離感をとりつつ、謎のサイトに寄稿していきたいと思いますので、みなさまブックマークなどお願いいたします。なんというか、字数もなにもなく書きっぱなしのこの日記よりも、「なんか考えなくては」、「できたらウケたらいいな」とちょっとスイッチを入れて書く(そう見えない?)という経験は得がたいもの。というわけで、皆様、安達様、今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。
以上。