根岸森林公園で梅を撮る~ちょっと春が近づいてきたかもしれない

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カーリングの決勝戦を見た。今日は日本の、ロコ・ソラーレの日ではなかった。

 

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将棋や囲碁ならAIが完全に支配してしまうのだろうが、思うところにショットが行くとは限らないカーリングはやはりスポーツだ。

 

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石化の呪いがとけた鳩が動き出した。

 

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合成写真ではない。

 

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「曇りだけど雨が降るかも?」的な天気予報。窓を開けてみたら晴れていたので傘も持たずに出てきた。ぶら下げているのはPANASONIC DMC-L1というクソ古くて、クソ重いカメラだ。ただで手に入れたお下がりである。レンズはパナソニック LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm/F3.5-5.6 ASPHというものらしい。とにかく重い。

 

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小紅朱砂。とにかくカメラが重いので、手ブレする。姿勢を保つのがむずかしい。

 

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白鷹。でも、今の時代、こんなアホみたいにデカいカメラというのもいいだろう。

 

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香雪宮粉。いや、よくない。重い。

 

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安行八重野梅。でも、なんか「カメラ趣味です」みたいないいわけにはなりそうである。

 

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田子の浦。もう、でかいから偉いという価値観の時代ではないが。というか、おれ、このカメラのマウントとかよくわかってない。というか、説明書もないのでやけにゴタゴタついているボタンやスイッチの使い方がわからん。

 

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玉牡丹。それでも、カメラなんてのはピントがあったらシャッターを切ればいいのよ。それだけよ。いい写真が撮りたかったら、高いカメラと明るいレンズを買うことよ。それだけよ。

 

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虎の尾。で、ここ根岸森林公園の梅の咲き具合といえば……何分咲き? 咲いている樹は咲いているが、まったくまだですというのもあって五分くらいだろうか。

 

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未開紅。それでもね、ちょっとあれだ、暖かったな。いや、寒いんだけど、マフラーがあつかったな。そういうレベル。今くらいが一番寒いとも言うけれど、やはり2月も後半だ。

 

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曙。曙は好きだったな。今、おれの好きな力士は(なんで急に力士の話になるのか)、宇良、栃ノ心、豊昇龍ということになる。

 

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草思梅。このあと、アパートに帰って、競馬をやって、しこたま負けるが、そのことはまだ知らない。

 

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あずまやに「梅見ガイドブック」(最終版)が置いてあった。134品種の写真と解説が入った、ちょっとした図鑑である。写真はすべてスタッフによる、この公園のものだ。

しかし、なぜ「最終版」なのか。あとがきにこうある。「今回で弊社制作の梅見ガイドブックは最後になります」。そうなのだ、横浜植木株式会社さんが、根岸森林公園の指定管理者を外れるのである。4月からは公益財団法人横浜市緑の協会さんが指定管理者になる。これがPFIの厳しさというものである。緑の協会さんも、ヤギのレンタルやってほしい。

goldhead.hatenablog.com

 

まあ、こういう企画もPFIがあってこそといえば、そうなのだろうが。

 

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というわけで、おれは公園をあとにした。カメラは重かった。そして、手ブレで撮れてない写真が非常に多かった。

 

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少し、春が近づきつつあるのかもしれない。そんな気分になった。まあ、春が来てよろこばしいことは、会社の資金繰り的にまるでないのだけれど。そして、このとき、このあと競馬に負けている間に雨が降って洗濯物が地味に濡れることはまだ知らない。