さて、帰るか

 

止まっていた案件、お客さんからいきなり入稿してくれということになって、急いで入稿したら、そのあとにお客さんのクライアントの都合で発送期日を後ろにずらしてくれというので、あわてて印刷屋に連絡してずらしてもらって安心していたら、「内容に大きな間違いがあったのでキャンセルしてほしい。キャンセル料は出す」というので、また印刷屋にキャンセル出そうとしたら、二つの配送先のうち、一つはキャンセル(有料)が間に合ったが、もう一つはできない。電話は繋がらないのでメール問い合わせで「なんとかキャンセルできないか。キャンセル料は払う」と入れて、お客さんに「もう一つはできないかもしれないです」と連絡しようとしたら、印刷屋から発送準備完了メールが来たので、伝票番号をお客さんに伝えて、「荷主はお客様のお名前になっているので、運送会社にそちらから連絡してください」として、しばらくしたらお客さんから「運送会社に連絡して自分の会社に転送依頼できた」というので、印刷屋に「さっきのキャンセルはキャンセルです」と連絡を入れるも、こちらのキャンセル依頼メールには返答がないまま、自動的に発送完了メールが送られてきたが、転送依頼が通っているはずなので、お客さんのクライアントには届かないはずで、おれはあわてて修正したデータを作り、お客さんとお客さんのクライアントに確認のうえ、また入稿したのだが、「一度ケチがついた仕事は最後までケチがつく」という格言が我が社には伝わっており、おそらくはこれで終わらないような気がする。

 

さて、帰るか。