おれの本当の初夢、幻の馬キンバスラムについて話そう

朝、目覚めたおれは、次のようなツイートをした。

まあ、他人の夢の話ほどつまらないものはない。この夢の更なるディテールについて書くつもりもない。だが、大筋は上の通りであって嘘はついてない。

……はずだったのだが、そのあとiPhoneをいじっていたら、こんな画面が出てきた(スクリーンショットは今さっき撮った)。

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謎の「キンバスラム」という文字列を検索した形跡、これである。これを見た瞬間におれは思い出した。なにか競馬の夢を見ていて、「キンバスラム」という馬名を見た。フッと目が覚めたおれは、その馬が実在するのかどうか確かめるため、枕元のiPhoneですぐに検索した。検索して、またすぐに寝た。そして、そのあとにくるりの夢を見たのだ。

ゆえに、おれの初夢は「キンバスラム」という文字列である。キンバスラムという馬がターフを駆けたというわけでもないし、おれが乗って走ったという話でもない。夢のなかの競馬新聞かなにかで「キンバスラム」という文字列を見かけた。本当にいるか気になった。それだけだ。これがおれの本当の2016年の初夢だ。

あなた、もしどこかでキンバスラムという馬が走るのを見かけたら、単勝馬券を買ってやってください。約束だぜ。