【大腸NETの話】希少がんの神経内分泌腫瘍(NET)ほぼ確定、入院手術即確定

承前。

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(記事のタイトルとかわかりやすいようにして、目次も作る予定)

 

初の大学病院から次の次の日、おれはまた大学病院にいた。内視鏡検査のためである。朝からモビプレップ全量飲みきって行った。

 

受付とか着替えとか省略(また書くかもしれない)。

 

検査室に入ると名前と生年月日を言わされる。大学病院ではどこでもなんどでも言わされる。言ったら、「ニャン、ニャン、ニャンですね!」と看護師さんに言われる。「猫の日ですね」と答える。その看護師さん、右腕への点滴注射失敗する。「すみません、ごめんなさい」と言う。「いやー、注射苦手なんですよ」というと、「注射得意な人はいませんよ!」と正論を返された。

 

尻を突き出して横になっていると、隣の検査室で検査を終えたヒラサワ医師がやってくる。おれの腕をバンバン叩いて、「後で話あるから」みたいなことを言う。

 

検査はなんというか、前回のクリニックでやったときとぜんぜん違った。お腹が張らない。空気を入れていないみたいだ。曲がり角では引っかかる。問題のポリープは肛門に近いが、奥まで入れたみたいだ。今回は顔の位置からモニタはほとんど見えない。遠いし。

 

それで、医師が「ネットなんだよな」というのが聞こえた。生検を取って終わり。前回は、「大腸内視鏡検査というのはお腹が張るものだ」と思ったが、そんな感じは一切ない。

 

それで、まだおれが尻を丸出しにしている状態で、医師は「手術、手術!」という。そのままの状態で、腫瘍のサイズが11mmとかで、外科手術が必要だという。CTの結果でも近くへの転移の可能性があるとかいう。それにしてもウシクボ先生の病理検査の結果が気になるという。たしかに矛盾している。看護師に「ウシクボさんのプレパラート回収しておいて!」と指示を出す。そして、次はいつ来れる? そのときに外科の先生の診断も予約しておくという。あれ、おれは本来虚ろな状態なのでは? でも、医師が「11月20日の……」というのを「11月ですか?」と指摘するくらいには頭ははっきりしていた。

 

そのあと、リカバリールームというところに車椅子で移動。カーテンで仕切られた座り心地の良い椅子で、1時間安静にする。検査室から直行なのでスマホもなにもない。ただ、自分の心音だかをはかる「ピッ、ピッ」という音ばかりする。ほかの仕切りのなからも同じ音がする。

 

端的に言って地獄である。なにもすることも見ることもできないので、考えるのは手術のことばかり。NETの手術は広範囲だ。そしておれの腫瘍は肛門に近い。おれの肛門が閉鎖されそうです。というか、人工肛門(ストーマ)の可能性は低くないと素人的には思う。死ぬよりはましか。とはいえ、死ぬかもしれない。でもしかしなんだろう、軽い血便一つからここまで来てしまった。なんの自覚症状もない。それなのに人工肛門は割に合わない気がする。とはいえ、将来を買ったと思うのならば。いや、しかし、そんなに長生きしてもいいことねえしな……。それにしても、最初の病理検査でカロチノイド(NETの古い言い方)が明確に否定されていて、がん疑いってなっていたのはなんだろう。ひょっとしてMiNEN? レアすぎるだろ、とかいうことをぐるぐる考えていた。嫌がらせの時間か。

 

その後、べつの若い消化器の医師のところへ行けとの指示だったので行ったら、PET/CT検査が必要だという。やはり最初の病理検査の結果がおかしいから、確実にさせたいらしい。「はあ、そうですか」と思うと、「新横浜に行ってもらいます」という。ええ、ここでできんの? この市民総合医療センターで。ああ、できないんですか。

 



 

というわけで、来週の月曜日におれは新横浜に行ってPET/CTをやる。保険適用で3万円を超える。こいつは不憫なやつだと思ったら、なんかくれ。そのくらいしかこれに楽しみはない。

 

 

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