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おれとポケモンGOの世界

ゲーム 感想文

おれはポケモン世代ではない。もう少し上だ。小学校六年分くらい上だ。だからおれは、ポケモンといえばピカチュウくらいしか知らない。ピカチュウだけ知っている。そのようなものである。

そのようなおれがポケモンGOiPhone SEに入れて、ちまちまプレイしている。なぜか? みんながやっているからだ。みんながやっているならおれもやる。おれに主体性などない。

とはいえ、もうひとつくらい理由はある。Ingressがそれである。おれはIngressの存在を知ったとき、「なにか面白そうだな」と思った。が、しかし、最近のゲーム慣れしていないおれには、Ingressはとっつきにくかった。よくわからなかった。難しいのだ。おれはIngressを削除した。

それをベースにした、というのが正しいか知らないが、ポケモンGOならできるんじゃあないのか。そういうところがあった。なにせ、おれの何歳になるかわからぬ母親すらインストールしている。おれにも、できるかも。

横浜はなんとかスポットが多い。バスで図書館に行くだけで、なんとかボールもすぐに貯まる。そしておれは、名前も形もしらぬモンスターを収集する。まったくの新しい出会い。悪くない。悪くないが、「ジム」とかいうところに近づくのは面倒だし、バトルは一回もしていない。ただ、ポケモンを集めるだけ。歩いて、卵を孵化させるだけ。レベルは9だ。おれの通うゴミ捨て場はなんとかスポットだ。

そんなおれが、今日、図書館に行く途中の桜木町駅前でピカチュウが現れた。ピカチュウは「ピカー」とかなんとか言ったと思う。おれはピカチュウをゲットした。ポケモン=ピカチュウ。おれはこれでゲームクリアしたような気になった。だって、ピカチュウをゲットしたのだから。

……いや、しかし、おれにはまだ見ぬたくさんのモンスターたちが待っている。図鑑に登録されるのを待っている。図書館からの帰り道、かに道楽の近くで「クラブ」というカニみたいなやつをゲットした。おもしろいじゃないか。

とはいえ、ポケモンGOを起動したままだとiPhoneの電池が馬鹿みたいに減っていく。歩いているときは音楽を聴いているのでなおさらだ。はたしておれは今後もこれをやっていくか。バトルすることはあるのか。よくわからない。よくわからないが、iPhoneから消すということは、今のところ考えていない。

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