金杯を前に2019年の馬券成績を振り返る

金杯で乾杯する前に2019年の馬券を振り返るというのが筋だろう。なにがよくてなにが悪かったのか、わかるかもしれない、わからないかもしれない。

総合成績

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恥ずかしいので金額は隠す。で、トータル回収率は77%である。競馬の還元率は75%くらい(馬券を買った瞬間にJRAが取り上げる売上の部分です)なので、なんというかおれは競馬に対して相応の観戦料、参加料を支払って、負けはしているけれどトントンという情けない状態にあると言っていい。これが100%を越えたら、「競馬で儲けた」ということになる。で、回収率はともかく、趣味として払った金はどうなのよ、というと、おれのような低収入、低所得の人間としては、やや払いすぎの感がある。是正したい。

 

競馬場別

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で、競馬場別である。去年も、一昨年も言っていたような気がするが、おれはローカルに向かない。ローカルがわからない。新潟だけ100%を越えているが、中京や小倉ときたらなんであるか。まあ、ちょっとだけそれをわかって、あんまり札幌、函館あたりも買っていない、というのはある。少しは学習している。主要四場、とくになぜか関西は悪くないので、2020年はともかくローカル軽視で生きていきたい。

 

騎手別成績

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で、一番おもしろいのは騎手別成績であるが、どうだろうか。ルメール、川田、武豊戸崎圭太、福永あたりは、100%を下回るものの、人気馬に乗る騎手としてはまあまあといっていいかもしれない。が、ミルコ・デムーロ、おまえはだめだ。いや、さすがに下半期くらいになると、「デムーロよくない」ということを理解して、買うことも少なくなったが、それでも33%の回収率では遅すぎた。来年は美浦に拠点を、という話もあるし、なにせもとより波のある騎手ではある。付き合い方は難しい。

その下あたりになると、おれは今年何度か「北村友一愛してる!」とTwitterで叫んだ覚えがあるが、ともかく北村友一は京都の外回りを得意としていると覚えておいて損はないだろう。

一方で、関東の石橋脩三浦皇成あたりとは相性が悪い。三浦は大きなところを獲れないけれど、成績は復調して伸びてきているので取捨を間違えないようにしなくてはならない。

大ベテランの横山典弘。おれは横山典弘が好きではないのだが、馬券ではそこそこ結果が出ている。意外なものだ。和田、藤岡兄、田辺あたりと仲良くできているのはいい。だが、大野や津村の買いどころはわかっていないようだ。藤岡弟もひどいものだ。それにマーフィーなんかもひどい。危険に人気してしまっているところに飛びついて失敗している。

若手では藤田菜七子はまあまあ、斎藤新は買って面白い騎手だし、結果も出ている。坂井瑠星、野中あたりも悪くない。が、横山武史はひどいな。

ひどいといえば、ムーアの回収率2%ってのはなんなんだ。マーフィーと同じような感じで、マーフィーよりひどい。あまり短期免許の外国人ジョッキーに飛びつかないようにしなくては。ビュイック、ミナリク、デットーリ(0%!)もしかり。

あとは下位の方になるとあまり買ってないか、あまり買ってないなかで穴をとったとか、そういう話になる。が、柴田大知これはひどい。同じラフィアンの丹内とともに、騎乗数は多いわけだが、ぜんぜん来ていない。これに気づいたのも遅かった。もっとも、おれはなぜか丹内とは相性が悪くない。しかし、最後の「その他」の成績がいいのはなんだろう。地方騎手の一日騎乗かなにかで大穴でも獲ったのだろうか?

で、2020年はどうするか。まず、デムーロの見極め。上位騎手とはこのままいい関係で。若手では斎藤新くんあたりを狙っていきたい。横山息子は武史ではなく和生。短期免許の外国人ジョッキーは、もうオミットでいいんじゃないのかしら。そんなところ。

……って、何日覚えてられるかわかんねえけどな。さあ、金杯だ!

 

追記:2020東西金杯結果

中山金杯(G3) レース結果 | 2020/01/05 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba.com

というわけで、中山金杯の三連複28,440円をゲット。西はガミったけれど、北村友一愛してるので構わない。というか、三着馬は馬連では抑えていたので……とはいっても、そこから三連複、ワイドを獲るまでは遠い。とりあえず、好発進としておこう。

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ちなみ、今年はこの本でいくらか勉強していくつもり。