「義経」の感想

 うつぼの兄の人が出てこなかったので拍子抜けした。しかし今回は、頼朝と政子のパートが長く、濃く、さらに六波羅様と法皇の濃さが来るわけだから、なんとも主人公の影が薄かったようにも思える。やはり、うつぼの兄が出てこなかったのは正解かもしれない。しかしこの主人公もどうもハッキリしないお方だ。いったん決断したような台詞を言ったかと思えば、なんかまだ徘徊しているし。しかし、都を徘徊って、物の怪かボケ老人かわからんな。いやはや。まあ、来週でようやく徘徊をやめて奥州へ旅立つらしいので、新展開に期待だ。