橋の上の警官、スタジアムのミセリ、新しい雑酒

goldhead2005-04-06

 深夜0時30分。中華街と元町を隔てる川の手前、交差点のかたわらに二人の警官がいた。警官は交差点を見ていた。橋を渡った先では、一人の中年の自転車が、別の警官のライトに照らされていた。春は警戒する。
 本牧通りのトンネルを抜けた先、暗くて中の様子がわからぬ飲み屋の前。横浜ベイスターズのテーマソングを大声で歌う人たち。僕はミセリが彼らに何をプレゼントしたのか知っている。僕のカープは単独首位じゃなくなったものだから、彼らの手前で横道の路地に入った。広島は負けた。
 コンビニで夜食を買った。おにぎりを二つと、発泡酒を一本。家に帰って、うまい棒を食べて、発泡酒を注ぐ。そこで缶の表記に気がついた。「のどごし<生>」は発泡酒じゃなかった。幾ら貧しい僕でも、ビールみたいな色をした「その他雑酒」は買わないことにしているのにな。おにぎり二つと雑酒一缶、うまい棒二本。ノー・ターンテーブル&マイクロフォン。