手に入れるのが難しかったもの

 思いがけず「金ちゃんヌードル」を入手した。金ちゃんヌードルといえば、トリビアの泉において中国宮廷料理人に高い評価を受けた(id:goldhead:20041111:p2)カップラーメンである。ただ、徳島の会社の製品ゆえ、関東ではお目に掛かったことがなかったのだ。それが、普段から利用している山手のスーパートップの百円コーナーに置かれていたのだから驚きだ。
 それを、今日の昼食にいただいた。サイズは日清カップヌードルと同じか、それより一回り大きいか。容器はプラスチックで、同素材のふた付き。開けるとかやく袋とスープ袋が入っている。それらを開けて、熱湯三分。ふたを開けるとなにやら懐かしい香り。一口食べて思い出した。これは、子どものころ食べた、カップスターの味に似ている。「食べたその日か〜ら〜、とりこになりました♪」のカップスターだ。
 俺の親は世間の親と同じだろうか、子どもにあまりカップ麺を食べさせたくない派であった。もし与えるとしても、日清カップヌードルに決まっていた。俺は日清の定番品が嫌いというわけではないが、しだいに飽きていったのだろう。そんなときたまに伯父が食べているのを分けてもらったカップスターが、実に美味しく感じられたのである。
 そして、金ちゃんヌードルは俺にその味を思い起こさせた。麺も実に「フライ麺」という感じで、スープも美味しい。具のエビもぷりぷりだし、細切れのような豚肉もなかなかの味わい。なるほど、これはいい。俺は日清カップヌードルより、こちらがいい。スーパートップ山手店には、常にこれを入荷しておくようにお願いしたい。

関連:http://www.geocities.jp/junp_72/kinchan/map.html→ちなみに、こちらのサイトの調査によると、神奈川は「混在地域」らしい。めざせ、全国制覇。