世界遺産の真ん中で……

http://www.zakzak.co.jp/gei/2005_10/g2005101810.html

 「ドゥーン!」の一発芸で有名な吉本興業所属のコメディアン、村上ショージさん(50)=写真右上=

 この出だしからノリノリの夕刊フジ。執拗な「アホ、バカ」の繰り返しが読む者に深い印象を与える。で、実際のところ、どこまで村上ショージが「アホ、バカ」言ったのか、あるいはそれがどこまでお笑いネタとしての「アホ、バカ」だったのか、悪のりしすぎの「アホ、バカ」だったのか、本気の罵倒の「アホ、バカ」だったのかは知ることができない。どんな様子だったか、この「寛平のアヘアヘ世界遺産の旅」(アホ、バカなタイトルだ)を見れば少しはわかるかもしれないが、あいにく見ていない(というか、関東で放送したのだろうか)。
 しかし、この男性の話が本当ならば、案外村上ショージも大物風、というのは「アホ、バカ」言うにそぐわないが、芸能人風吹かせてるんだな、という印象。そして、「間寛平さん(写真右下)は終始渋い顔で傍観していた」というと、なんというかもう、その場面を見てみたいとしか言いようがない。村上ショージが「ドゥーン!」とも言わず、「アホ、バカ」連呼とそれを引いて見ている寛平。あくまで記事が本当なら、だが。
 えーと、あと、なんで批判記事なのに「ショージさん」なんだろうという疑問などもあるが、これ以上とくに言いたいことはないのでここで終わる。