松田一族に騙されないように

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200512/bt2005121405.html

マツダの車が好きなのか。そりゃあ、ええことや。1勝につき1台あげよう。20台ぐらい用意しとったらええじゃろ。チョロQのことや」

 これがメジャーリーガーを迎える広島東洋カープの超VIP待遇である。さらに調べれば、「チョロQ」は来年カープがタイアップして発売する(http://www.daily.co.jp/baseball/2005/12/14/198025.shtml)、具体的なもので、宣伝のだしに使われているという見方もできる。これを吸入、圧縮として、ショーン・ダグラスロータリーエンジンのような働きに期待するばかりである。
 話は変わるが、今年期待のルーキー梵英心。彼の出身は日産自動車で、入団決定後の写真は日産の車の前で撮影されていた。彼の愛車はどこのものになるのだろう? どこぞの外車で落ち着く可能性が一番高いが。
 ダグラスの件に戻る。中国新聞の記事にチョロQの文字はない。かわりに以下の情報。
http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200512140018.html

フロリダ州のサラソタ市で、松田一宏国際業務部付部長が契約にあたった。

 松田一宏の名で検索すると、キャッシュで「イケ面部長」なる文字列が見つかる。キャッシュの写真からでは小さくてよくわからない。写真では松田元オーナーと親しげに語っているようだ。さらに、中国新聞マーティー・ブラウンとの交渉の記事(http://www.chugoku-np.co.jp/Carp/Cw200510070057.html)で「松田一宏国際業務部付部長(26)」の表記。
 そうか、これが三代目か。なにやら金正日の後継者探しみたいな話ではあるが、カープは個人商店なのだから仕方ない。あるいは、広島のカープファンならば常識の範囲に属するところなのかもしれない。まあ、オーナーはええから、カープが勝てばええことよ。