ついつい見てしまう番組というのがあって、いきなり爆笑問題の太田が暴走トークするこの番組などもそれに当てはまったりする。あと、たまに伊集院光が出てくるのもいい。しかし、この日はTAKE2の東貴博の出演で、一番興味を引いた話題は、彼の出自である欽ちゃんファミリーの大将、萩本欽一にまつわる話であった。何と彼が「天然ボケ」という言葉を最初に言ったという話なのである。その言われた対象がクイズで、その答えが意外にも「ジミー大西」(意外にも、というのは人脈的繋がりであって)。まあ、「誰がはじめに言った言葉か」なんていうものは、いくつか説が出るようなものではあるけれど、これは一つの話として面白かった。ちなみに、東が言うように最近の若い子である俺(はもうすぐ三十路だが)も欽ちゃんといえば仮装大賞の人にすぎず、やがて「芸能界で偉い立場にいるらしいけど面白くない人」という認識になっていった。だから、太田光がいかにかつての欽ちゃんの偉大さを語ろうとも、やはりピンと来ないのであった。
あと、この日一番ウケた回答は、次長課長の井上のもの。「ドラえもんの初期の設定では、しっぽを引っ張られるとどうなった?」というような問題に「イラっとする」。誕生日と星座のエピソードは前にも聞いたか、直接その場面をテレビで見たかわすれたか、彼も立派な天然なのであった。