一日遅れの大相撲ダイジェスト

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=sports&d=20060914&a=20060914-00000001-ykf-spo

 平幕同士の対決にもかかわらず、この一番に唯一、入場者の投票で決まる懸賞の「森永賞」が懸かった。まさに異例。ファンも相撲で喜ばす露鵬を心待ちしている証拠である。

 もう今日の取り組みも終わったあとに書くのもなんですが、昨日の相撲のことです。最近私、とても忙しくて、帰宅は十二時近くにもなる。そんな時間、ふとNHKで相撲放送が始まる。はじめは、その日の(正確には前日の、かな)放送をそのまま再放送するのかと思ったら、これが取り組みだけに編集したダイジェスト。正直言ってそれほど相撲に興味はないのですが、次から次へと片付いていき、「こんなに短くしちゃっていいのか」と思うくらいのものでした。そのテンポが心地よいようでもあり、物足りないようでもあり。
 で、そんな感じで見ていたわけですが、中に一つだけ、積極的に見てみたい対戦がありました。上の記事にある把瑠都vs露鵬。私は大相撲が多国籍化すればするほど興味が湧いてきそうに思っている(id:goldhead:20050728#p3)のですが、まさにこの取り組みもそう。エストニアvsロシアですよ。それに、把瑠都のでたらめな感じも、かねてより好もしく思っているのです(id:goldhead:20060522#p4)。
 それで、もちろん私は相撲を云々するのは無理なんですが、いや、いい勝負だったとは言える。力の入る一番。正直、アンコ型とでもいうのか、そういった日本人力士たちがころんと転ばせ合うのとは大違いと思った。私が相撲のごくごく一部分しか見ていないのはわかりますが、それでもこの迫力には説得力がありました。相撲好きでない私を惹きつける説得力が。なんかもう、日本人として「力士は本当は強いんです」とか言いたくなってくる感じです。いや、土俵の外に向かって「力士が強い」と主張する必要はない。土俵の中でどの力士が強いのかが、相撲のすべてのはずです。いや、でも、やっぱり、曙のせい? まあ、アケボノはどうでもいいや、そういう話です。