坪井のフリーエージェントもしくはオークション(悪い意味で)

http://www.sanspo.com/baseball/top/bt200612/bt2006122701.html

異例!日本ハムが坪井“再雇用”トライアウト参加も獲得球団なし

 これは、どうなのかね。はっきりいっておくが、日ハムのお家事情には詳しくないから、チーム事情における坪井智哉の位置づけやキャラなどは知らない。
 そして、やはり伊与田一範のことを思い出す(id:goldhead:20051014#p4)。伊与田の場合は、ロッテをクビになったあと、トライアウトでバレンタインの目に留まった。が、再雇用かなわなかった(もちろん、「あえて」とまで思われなかったのも確かだろう)。けど、それは監督が代わったケースだ。楽天小倉恒と同じケースだ。このケースは、単なる出戻りだ。まあ、ヒルマンがいなくなっている可能性も少なからずあったが。
 となると、こういうのはどうなのかね、と。年俸が高かったり、あるいは何か口うるさい選手をいったん解雇してしまって、どん底に突き落として脳洗浄して格安再雇用。プロ野球選手は個人事業主で、競争も苛烈。しかし、これはちょっと選手に不利すぎる……って、突き落としたときに他の球団が拾われればそれまでだし、そのまま引退を選ぶ可能性だってあるか。再雇用できる保証はない。別に球団にとってメリットの大きな話ではないし、逆にこういう前例が増えるのは選手にとって悪くないってことかな。なーんか腑に落ちないところのある、変な話ではあるけれど。