マザー、マザー

http://www.nikkansports.com/entertainment/p-et-tp0-20070228-163005.html

森進一、青森まで行って門前払い

 極寒の青森、老作詞家の許しを乞うため、門前で立ちつくす演歌歌手。それを撮影するワイドショーのカメラ。この構図はすばらしい違和感だ。「古い日本の芸能界」とも、「演歌の世界」ともずれている。そのずれがすばらしい。これは本格的にドキュメンタリ撮影するべきだと思う。そして、この違和感を撮影しきれるのは、むしろ異人の目であると思う。アメリカ人などに撮らせた方が、しっくりくるような気がする。日本人だとかえって、既存の文脈にはめてしまい、おかしさがでないからだと思う。マザー、マザー、ヒット・ミー・アゲイン、アイ・ドント・フォゲット・ザ・トゥルース・ウィッチ・ユー・トールド・ミー。
______________________
 ところで、この森進一と川内康範の件について、前に一回触れた(id:goldhead:20070221#p2)。google:おふくろさんで検索すると出てくる関連検索「おふくろさん 完全版 白鳥美鈴」が気になるというのが主題だったのだが、その検索でこの日記にアクセスがちらほらあり、調べればその単語で上位に来ていて腰が抜けた。が、それも一瞬のことで、今となっては検索に全くひっかからない。これはおそらく、googleロボットさんが「おふくろさん 完全版 白鳥美鈴」のキャプ画像やサンプル動画を求めて、股間をふくらませながら訪れたが、期待する結果を得られずに怒って抹消したということなのだろう。ロボットもここまで進化したかと思うと、ぞっとするような気持ちになる。機械が人間を支配していいというのか?
______________________
http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_11a2.html竹熊健太郎氏のブログによると、「老作詞家」で片づけられない御仁のようで……。