デルタブルースの浦和記念登録

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浦和記念デルタブルースなどが登録

 馬インフルエンザ騒動によって行き場を失ったデルタブルース。中央場所の芝では厳しいと判断されたか、浦和記念に登録してきた。もちろん、登録だけで実際に出てくるかわからない。
 海外G1級を制した馬が、地方競馬に出てくる。そんなことはかつてあったろうか? ……あったな。アグネスデジタル、あの馬は香港カップを勝ったあとに、名古屋や盛岡に出走していた。それに、コスモバルクはついこないだの話だったか。
 で、デルタブルース浦和記念で勝負になるのだろうか? パワー型、というイメージはある。もしも「現役サラブレッドばんえい競走」なんてものが開催されたら、本命を打ってみたいところ。メイショウサムソンとかも強そう。サラブレッドにそりをひかせないでください。
 とはいえ、地方ダートはパワーさえあればってものではない。小回りという要素もあるし、跳びの問題なんてものも出てくるだろう。大井記念にイェーツが出てきたからといって、必ず勝てると言えるだろうか? とはいえ、ひょっとして適性があれば、絶対能力から3,500万円くわえて帰ってきてもおかしくはない。もしもジャパンカップだったら、四着に入らなければいけない額。もちろん、賞金が全てではない。が、しかし、あるいはここで好結果を出せば、さらに視界は広がる。
 まあ、出るのか出ないのか、なんとなく出てこないような気もするが。どうせダートならJCD、というのはちょっとやめてもらいたいところ。ダート挑戦なら浦和記念あたりがいい。浦和にデルタブルース。なんとなく似合うような気もする。夕暮れの浦和、響き渡る出鞭の音、ブルースは加速していく……。