こないだの
立喰師列伝観て、再び観たい気持ちが高まって一気に観た。やっぱり「2」がすげえなあって思う。これはかなりの傑作じゃねえだろうかと思う。ひょっとして古く感じるだろうかとか思ったけど、そんなこと全然ねえわ。よう映画のこと知らないけど、シーンとシーンのつなぎというか、なんかその場面場面の画面のビタッとくるところとか、構図っていうの? かっこええわ。あんまり邦画観ていないからなんとも言えないけど、これだけの日本映画ってあんまりねえんじゃねえのって。都市の中の
自衛隊の非日常の姿。戦争は会議室で起きてるんじゃないって。ほとんどおっさんの話ってのもなんかいいや。熟年の恋やね。最後の手と手のエロさと、それを見る後藤さん、いいわ。あと、俺、
パトレイバーの他のアニメ、漫画知らないのだけれど、それがかえって幸いしただろうか。それはわからない。でも、この「2」にしたって、あんまり予備知識なしでもすんなりわかってくるように作られてると思う、親切、たぶん。『
攻殻機動隊』よりも、むしろこっちじゃねえかって、なんかその、映画史的にどーんと来てるってなると。いや、映画史しらねえけど、どうもそういう気がする。原作物(と、言っていいスタイルなのかどうかわからないけど、
パトレイバーシリーズ)、しかも『2』ってところで、そうでもないとか、そういうわけだったら、もったいないと思う。
ところで、次の
押井守作品、『
スカイ・クロラ』ってのはどうなんだろう。これまた原作知らず、原作者知らず。サイト見たら、これまでのスタイルを捨てるとか言ってるけど、どうなるんだろうね。長台詞なし、犬なしなんだろうかね。いや、わからんが。
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