……大麻事犯、覚せい剤事犯数と景況感、日経平均株価の変動に関する……セミナー

 ……かようの国内、海外に於ける統計分析により……、二次大戦時はヒロポンの使用に見られるように……。
 ……要点をざっくばらんに申し上げますと、一つは、国が上昇志向の中にあり活気づいている間は国民に覚醒剤の使用数が増え、二つには、国の景気が悪くなり、停滞感、後退感の中にありますと、大麻の使用が増えるというわけなのであります。これは別表3別表4のグラフをご覧になれば、その相関関係が一目瞭然であると言えます……。
 ……さて、この覚大経済理論をもとに、この2008年現在の景気動向を眺めますると、いったいこの状況がどのようなものであるかというのは、最早説明は不要とも言える。稀に見る大麻検挙者数の増加、これは別表5にあるとおりでありますが、芸能人やスポーツ選手らの使用に加え、従来見られなかった、いわゆる一般層への浸透たるやまことにたいしたものであります。これは言うまでもなく、未曽有の金融危機、不況感という痛みが多くの国民に行き渡り、その痛みを緩和するために、彼らが大麻による鎮痛を、逃避をはかっているのであり……。
 ……しかしながら、歴史は繰り返す、相場は過去のチャートを踏襲するのが常であります。このまま大麻時代が永久に続くということはない。潮目の変わる、その潮目を読み切ることが、賢明な投資家に求められる第一の素養であります。そして、皆さまはすでにお気づきのことと思われますが、その潮目が変わるのは今、まさに今なのであります。大麻時代から覚醒剤時代に。このような大転換はそう何度も起こりうるものはありません。この機を逃さずして……。
 ……その証拠を一つお見せしたい。「覚せい剤密輸容疑で逮捕の男、頻繁に日中間行き来」という新聞記事(資料F-2)であります。この事件における覚せい剤の押収量は300kg、末端価格にして200億円。むろん、これは氷山の一角。この国には、数千億円単位の潜在的覚せい剤市場ができつつある、潮目がかわり、ダウナー気分、停滞気分から、その道の大家である田代まさし氏が「覚せい剤を打ってセックス、というのは、脳に鳥肌立つくらい気持ちがいいものです」と言う(資料G)ような、覚せい剤気分、上昇気分、アッパー気分に転じる、まさにその段階にあるのです、日本経済は、経済は……。今こそ、株を買い、投資信託につぎ込み……。
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※注:別表3、4については夢の中から持ち帰れませんでしたので、どなたかお作りください。また、夢はメラトニンを食えば見られますので、違法薬物を使用する必要はありません。