永谷園のぽん酢ふりかけが美味しい

※ポン酢ふりかけがおいしいという話しかしません。

おれの平日の昼飯は、まとめ買いしたパックの玄米ご飯に、100円ローソンで買ったサラダ(という名のキャベツの千切り)、100円の惣菜、それに8袋100円の味噌汁、これである。そして、パックのご飯にふりかけをかける。ふりかけと、サラダ(という名のキャベツの千切り)にかけるドレッシングがわずかな変化である。

ふりかけが切れた。おれはふりかけを買った。永谷園のポン酢ふりかけである。

これが、なかなかに美味しい。美味しいというか、「こういう味のふりかけもあったのか」という思いである。一口食べてちょっと驚いた。おれのような食生活を送るものにとって、驚きというものはあまりない。だいたいにおいて同じものを食べる。外食はほとんどしない。だからふりかけ一つでおどろく。

「こういう味のふりかけ」とはどういう味か。「ポン酢のさわやかさがあるふりかけ」である。ふりかけで酸味の方へもっていくか、という話である。さっぱりしている。夏にいいかもしれない。

そもそも、ポン酢とご飯が合わないわけでもない。水炊きにポン酢、それにご飯。ありだろう。それをざっくりとひとまとめにしたのがポン酢のふりかけということになろうか。違うかもしれないが、まあそんなところである。

というわけで、ふりかけに驚いた。おれのような生活を送るものにとって驚きは少ない。人生の驚きといっていい。人生に驚きはあったほうがいいのだろうか。むしろ、おれは平穏を好む。せいぜいふりかけに驚いて、それで死んだら死んだで悪くないのではないかと思う。ふりかけ食って死ぬということもないわけだけれど。