おれは5月4日くらいにこのようなことを書いた。
そして5月16日くらいにこう書いた。
正直なところ、おれはおれの仕事についてもうちょっと書き留めておくべきだった。4月に入ってものすごく極端にまったくといっていいほど仕事がなくなった。定時の1時間前くらいには「今日はもうなんにやることないから帰っていいっすかね？」、「いいよー」くらいの話だった。5月に入ってもそんなのが続いたと思う。もう終わりじゃないかと思った。思った5月に親会社的な上場企業の社長が毎月の会議に来た。よほどひどいことになっているのだろうと思ったら、今年の3月の売り上げがかつてないほどによくて、「夏にはボーナス出せるかもしれない」などと言って帰った。そのわりには、業務委託費を半額以下にするので、その分はなんとか持続給付金でどうにかしてほしいということだった。なんとか持続給付金が給付されるのかどうかまだわからない。
さて、6月も終わるにあたって仕事はどうだ。これが、やや増えてきている。1時間前に帰っていいっすかね？ という感じではない。もちろん、断固として、意地になって、おれはサボってはてなブックマークの閲覧をやめないが、それでも常にやることはある。ときには定時の5時半（うちは9時半はじまり）を超えることもある。
とはいえ、仕事の中身というと、各社それぞれそろそろ営業に動かなければいけないから営業ツールを、というような話が多い。まだ、本当に動いているという感じではない。ただ、動きはじめてはいるような感じはする。このあたり、体験のしたことのない災厄なので（大地震などとも違って）、いったいこのまま復調していくのかどうか、さっぱりわからない。わからないが、なにもすることなくオフィスのiMacに相対するよりずっとマシではある。おれは働きたくない人間だが、仕事のない恐怖を味わいたくない人間でもある。まあ、この職場もあと5年くらいもつかどうかといったところだろう。そうなったら、おれはどうなるのだろう。どうにもならんよ、おれは。
そっちはどうだい？ 飲食店、観光業、エンタメ業……。どうにかなるんかな？ パチンコとは違って、夜の店（おれは行ったことがないけれど）、ホストクラブなんかは明確にリスクが高そうだ。ライブハウスはどうなんだろう。輸出入とかどうなってるんだろう。服屋とか厳しいようだ。でも、大企業はそれなりの蓄えもある。そうとうな蓄えがあるようだ。おれは零細の人間だから想像できない。みんな、どうにかなるのか、ならんのかな？
