テレビブロスの三つの聖痕

この人たち

 今朝、コンビニでテレビブロスを買った。昼休みパラパラめくっていると、見覚えのある人たちが目に入ったので驚いた。すなわち、この人たち()である。一見すると連続動作のように見えるけど、よく見りゃ顔が違うこの人たち。私はこの人たちの出身を知っている。『江戸イラスト事典』(ASIN:4309261736)だ。要するに、イラスト・カット集に載ってるイラストというわけだ。もちろん、このカット集はコピーフリー(そもそも描いたのは江戸時代の人だしね)なので、雑誌に使おうが、私がスキャンしてアップしようが勝手というわけ。ちなみに、この日記の右側の馬連れの人も同郷である。この本は職場の本棚の奥で見つけたもので、私が見つけて以来、上司との間で「江戸使っていいっすか?」「江戸だめ」というやりとりがなされている。
 続いて驚いたことが一つ。町山智浩という人の「まいっちんぐU.S.A.」という連載だ。どう考えても、内容に見覚えがある。まさか、前号のをそのまま掲載というミス? いや、なんか分量というか、中身がちょっと違うような気もする。ということは、中島らも的な「同内容の原稿の二度書き&掲載」なのか? なぜか他人事ながら冷や汗が出る。……が、ちょっと思い出してみたら、この筆者のサイト(http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20050227)でたまたま読んだものであった。いやはや、いくら光浦靖子の「今号のお悩み」を掲載ミスしたブロスでも、そこまで大きな間違いは犯さないということである。よかった。ちなみに、記事で紹介されているしゃべりの中で好きなのは「たまたまマンコから出てきたらアメリカだっただけじゃねえか!」だ。私もたまたま出てきたら日本だった。こんにちは。
 えーと、三つの聖痕と書いたけれど、特に意味はないので二つでいいや。この場合、「流れよ我が涙、とブロスは言った」の方がよかったのかもしれないけれど、そんなことはどうでもいい話である。