三冠への視界

インパクト、神戸新聞杯から菊へ
http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/p-hr-tp0-050601-0001.html
ダンツキッチョウ屈腱炎、菊は絶望
http://www.nikkansports.com/ns/horseracing/f-hr-tp0-050601-0013.html
 
 あまり人気馬が好きではない俺が、ディープインパクトには結構好意的だ。いろいろな理由がありそうだけど、はっきりとした理由の一つが三冠への意欲だ。NHKマイルカップのNの字も、天皇賞・秋の天の字も出てこない。武豊も調教師も揃って「(無敗の)三冠馬」と口にする。そこがいい。やはり何てったって、これが根幹だぜ、と思うのだ。秋に向けて抜かりなく休ませ、そして、鍛えて欲しい。しかしなんだ、自厩舎から札幌か。何となく休養といえば放牧という印象があるけれど、そうとも限らないんだっけか。ベテラン騎手か調教師のエッセイかインタビューで読んだけど、そんな事を言っていたな。ある期待馬が春に連勝して、これは秋には大きいところを獲れると思って放牧させたものの、帰ってきたら何かネジがゆるんだようになっていて、結局立て直せなかったとかなんとか。こればっかりはケースバイケースだろうけど、ディープインパクトについては上手くいってほしいもの。
 ライバルでは二着インティライミも放牧という話だが、ダンツキッチョウ屈腱炎。レース後のコメントで騎手が違和感を訴えていたが、これは残念な結果に。オークスでも二頭脚をやってしまったけれど、ダービー組は今後大丈夫だろうか。こういうことになると馬場が槍玉にあげられるけれど、果たしてどうだろう。ただちに因果関係を見つけるのは無理だろう。その一方で、タイムとスピード重視の根本的な発想は見直してもいいと思う。矛盾してるかな。まあいいや。