明石家サンタを見た

goldhead2005-12-26

 もう何日前のことになるのかわからないけれど、今年もしっかり明石家サンタを見た。その日は酒を飲んで家に帰るのが遅く、正直最後まで見るところか、最初まで起きていられないんじゃないかという感じだったけれど、まあ、なんだか最後まで見ることができたのだからえらい。しかし、最初の電話の三十路女のときはさすがに不安だったな。もう、寝てしまおうかと思ったよ。けれど、二本目のさんまの過去の暴露話が番組を救ったように思う。本来の「不幸話」というテーマからは逸脱するけれど、何年も同じことやってるんだから、まあそのくらいはなけりゃね。そうだ、今年は上々のできだったと思う。去年に比べたら(比べようと日記を遡ったが、去年のメモは残していなかった)雲泥じゃないか。そんな気がする。
 とはいえ、本来のテーマに見合う不幸話といえば、「ガチャに子の腕を食われたお母さん」くらいなもので、あとはエピソードじゃなくてキャラでひっぱる感じが多かったかな。それでも、もう番組として長いのだし、だんだんみんな見飽きてくる部分もあるし、エピソードのバリエーションだって限られてくるものさ。何で俺、こんなにかばってるのかよくわかんないけどね。だいたい、生放送なんていう水もので、年に一度しかないんだからって、そう思っちゃうんだよな。
 有名人枠では小倉優子。さんまのきついダメ出し暴露で、これも本来のネタとは違うが、まあなかなかに楽しめるぶっちゃけ話であった。内容は、なんの番組だかわからないが、泳げない小倉優子を泳げるようにする、というような企画だったが、初回開始十五分ですいすい泳げたとかなんとか。さんまの「ウソはいかん」に対して「だったら、泳げないふりをすればいいんですか?」というのは、かなりのセメントではなかったか。むろん、最初に断れor泳げないふりをしろ、が正解なのだろう。
 あとはなんだっけ。印刷工のキチガイ君か。あれにはどきりとさせられるな。本来、テレビ局の自主規制用語なんてこちらには関係ない話のはずなんだけれど、「キチガイ」言われるとどきりとする。しかし、なんであんなあからさまな人を事前に弾けなかったのかな。文面ではまともで、なおかつ本題に光るものがあったのかもしれないけど。しかし、一瞬で「不適切な発言」出たね。やはり生放送だし準備は万端だったんだろうね、こんな番組でも。
 ああ、しかし、スポンサーを見れば「こんな」なんて言えないな。さんまも指摘していたことだけれど、豪華すぎる賞品はちょっと番組を損ねる部分がある。その割に、今回はややハズレ気味なところから出ていって、なんとかバランスはとれていたのだけれど。しかし、木田は似顔絵じゃなかったな。
 そうだ、お約束だ。木田はともかくとして、今回は「八木さんのファンなんです」が出なかった。何か言いたそうな人はいたけれど、切られてしまったか。けど、ひょっとしたらそういうのも食傷の元なのやもしれず、これはこれでいいか。どうでもいいか。
 というわけで、たぶん来年も見るのだろうな、この番組。時間が遅いということもあるだろうけれど、さんまも八木さんも後半は瞼が重そうだったっけ。30+30歳の人じゃないけれど、さすがにもう歳だ。でも、続いてほしいよな。もちろん、八木亜希子降板となったらたぶん見ない。いや、別に。