スペシャルだというので見てみたら、芸能人身体測定などぬるくやっていた。逆に「ゴールデンなんか気にしないでいつも通りやってますよ」というのが多少鼻につかないでもなかったが、気づいたらいつもと同じ時間帯なのであまり関係はなかったか。
いや、野球で遅れたせいもあるのか。野球といえば、中居君によるジャイアンツクイズ。これもまた野球人気、巨人人気を盛り上げようという読売の作戦なのやもしれぬが、果たして三野勝大に興味を持たせたところで今のジャイアンツにどれだけ影響しようか。しかし、調べてみると三野のドラフトは、巨人のための逆指名制度スタートの年だから皮肉なものである。
最後はちょっとスペシャルっぽかったか、石原良純のバストン旅行。小村寿太郎もびっくりの、練り物全権大使としての国際シーフードショーへの派遣である。しかしなんだ、良純のキャラってのは外国人相手にも引くところがない。流暢と言えるのかどうかわからない英語だが、何となくコミュニケーションはばっちり。しかし、あの文化祭でも手抜きと言われそうなブースで頑張っちゃうあたり、なかなかのもの。彼が世界に誇るメトロポリスであるトーキョーのガバナーの息子と知ったら、外国人たちはどう反応したろう。しかし、そこでそんなことおくびにも出さず、ひたすら自分の芸風を貫くあたりが良純の真骨頂。練り物業界とお天気バックアップを受けて、練り物・天気予報族議員として政界デビューも近いか。いや、遠そうだな。まあ、どうでもいいか。