國際親善試合 獨逸対日本

goldhead2006-05-31

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/live/jpn_20060530_01.htm

 蹴球世界杯を直後に控え、日本國及び獨逸國兩民族が誇る精鋭がレバアクウゼン市の大競技場に顔を揃え、國際親善試合が執り行われた。日本國代表を迎える歡迎の式典に續ひて、兩國國歌が奏でられ嚴かな空氣の中で試合開始の笛が吹かれた。歡迎と親善の雰圍氣の中にも、東の大和魂、西のゲルマン魂の意地を見せ合ふ好試合となり、結果は相譲らぬ二對二の同點。試合後は兩雄が「次ぎは世界杯決勝で相見へよう」と互ひの健鬪を讚へあつた。世界杯本戰は來月九日より。(關内關外日記 伯林腦内電)

 ……などという友好と親善ムードはあまり感じられず(民族とか書いたのも冗談ですので、三都主選手およびアサモア選手は怒らないでください)。序盤からけっこう厳しい空気に見えたのは気のせいだろうか。というか、これが本戦でも満足だとか思ったのは、わざわざ早起きして見たせいだろうか。まあ、それだけ間近に控えたワールドカップへのモチベーションが高まってるということだろう。
 しかしなんだ、ドイツ。スポーツ新聞レベルの話で、どうもあまり良くないとは知っていたが、本当にあまりよくなさそうに見えた。前半など、アナウンサーは「圧倒的にボールを支配されてる」と言ってて、確かに支配率みたいなのはそうかもしれないけれど、あまり攻撃が怖く感じられなかった。むしろ、日本ペースじゃね、みたいに。
 それでもって、後半の二点、スカッとする得点。ただ、最後にたれて抜き返されかかったあたりが詰めの甘さというか勝ち味の遅さというか。しかしなんだ、不調かもしれないが完全に格上のドイツ。それ相手に自分の競馬ができた点で、トライアルとしては合格ではないだろうか。調教代わりのマルタ戦でさらに調子をあげての本番、ブラジルの対抗の印は打てるか。
 でも、もちろん忘れちゃいけない心配もある。加地亮の負傷。捻挫というけれど、あれはかなりグニャっとなってて大変そう。何かとても大変なところを削ってくれたな、この××野郎! みたいな。これでみんなで加地の穴を抜けて、ピンチの場面で復活とかならキャプテン翼かって話だけれど、現実は現実か。
 もう一つの心配はユニフォーム。なにあのセクシー柳沢敦(割れた腹筋にイエローカード)。前をはだけてこれがミフネ・スタイル、サムライジャパンの真形態、とかいうわけじゃないだろうし。後半じゃ駒野の胸元も破けてたし、なんでっしゃろ。 どこかのアフリカが伸びるユニフォームで問題視されたこともあったと思うけど、これは大丈夫なのか。ようわからん。
 まあ、ともかくミーハーにわかとして、本戦前にもこれだけ楽しいのだから、先ももっと楽しいだろう。なにか、にわか向けのワールドカップ本でも買おうか。出馬表なしで競馬見ても楽しくないのと一緒だからな、うん。