吉村昭の死について

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060825-00000301-yom-soci

 津村さんによると、吉村さんは死の前日の30日夜、点滴の管を自ら抜き、ついで首の静脈に埋め込まれたカテーテルポートも引き抜き、直後に看病していた長女に「死ぬよ」と告げたという。

訃報:http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20060802#p1
 尊厳死、言葉にすれば簡単だが、ここまで凄絶な死を選び取るということ。本当は、こんなことせずとも、本人の意思があれば、まわりが安らかにしてあげるべきなのだが、日本では、そうはいかなかった(id:goldhead:20060329#p5)のだったか。ここまでの覚悟あって生と死を選び取れるものなのか?