2006夏ハンズメッセ戦記

goldhead2006-08-29

 ハンズメッセのときだけ東急ハンズに行く人間の俺。やはり今年の夏ものこのこ出かけていったのだった。お金があれば、たまには行きたいところなんだけどな。で、メッセならではの特売品はトートバッグとノートだけだったかもしれない。行ったのは日曜日の横浜店。

○トートバッグ
 今使ってるやつがくたびれてきたので、これがお目当て。入ってすぐのカバンコーナーで安いやつを適当に決めて即決。レジが空いているうちに買ってしまおう、と思ったところ、ちょっと良いのが目に入る。値段は最初に選んだやつの二倍くらい(とはいっても三千円)。つくりの差は歴然としていて、デザインもずっとかわいい。けっこうグッときたので、最初に決めたのと同じくらいの早さで、高い方を選び直す。後からよく見たらヘリハンだった。ノルウェー国旗がすてき。

○ほつま高蒔絵シール
http://aotoc.jp/pc_index.html
 俺の美的趣味というのは、携帯にこのようなシールを貼る趣味である。梵字シールと金魚絵のシールを購入。銀色地の携帯に金色の梵字(タラーク)がうっとりするくらいステキ。一方、金魚の方は水草が目立たず、金魚の赤ばかり目立ってしまった。しかし、しかしですよ、四百円、五百円とは思えない出来栄え。単なるシールより貼るのに一手間かかる分、仕上がりの見栄えは本当にいい。中華街の彫り職人に頼らずとも、これでオッケーという具合。

○靴の中敷き
 先日買ったスニーカー、少し合わないところがあった。俺は横幅広め、縦短めの人間なので、いろいろの不都合があるのだ。それで、ためしに百円ショップの中敷きを入れてみたら、これが案外快適だった。だったのだが、なぜか右足だけ変な折り目がついて、歩くとずれてズルズルかかと側から出てきてしまうように。左足の方は信じられないくらいぴったりなのに、変な話だ。ナイキのせい、中敷き製造者のせい、俺の足のせいなど、原因はわからない。で、せっかくなのでハンズで買おうかと思って驚いた。いろいろの種類の中敷きがずらりと並んでいる。お値段もはるハイテクスポーティなものから、ビジネスマン用の防臭メインのものまでよりどりみどり。俺は、中敷きというものを甘く見ていた。そんな中で俺が選んだのは、突起の主張が一番激しいタイプのもの。お試し用のを入れて二三歩歩いた感触が、健康サンダルそのもの。歩くたびに健康になる。なにより、それまでの買い物で立ちっぱなしだった足に気持ちいい。これでたとえば、ちょっとした距離歩いたりしたらどうなるかわからないが、まあものは試しというもの。お代は小一枚。靴紐を換えると、靴の印象がガラリと変わるが、中の方のカスタマイズというも一興だ。

○水彩絵の具&ノート
 前々から野外スケッチに行こうという話ばかりをしていた同行者とともに、自分たちを追い込むための買い物。最初は筆のケツのところにスポイト的に水が入って、みたいなセットを見ていたが、値段が結構する。そこで、子ども向けのちっちゃなやつ五百円に。イタリア製で、絵の具の色もどことなくベネトンチック。それと、小型のスケッチ用ノートが百五十円。文具コーナーには誘惑も多いが、ほかは何も買わなかった。

……こんなところか。何時間もいたのに、あまり買っていないな。変な調味料の一つとか、もうちょっと何か買ってもよかったか。まあ、いいや。また来年、て一年に一回だっけ?

●二年前の秋→http://d.hatena.ne.jp/goldhead/20040902#p1
 ここで買ったトートバッグを使い続けていたわけだ。フライパンは現役。ただ、今回、手が届くくらいの値段の、「フライパンで殴り殺されるなら、このフライパンで殴り殺されたい」と思えるようなデザインのイタリア製が売られてて心動いたが、あまりの重さに見送った。