コピーライトライターライテスト

http://www.nikkansports.com/entertainment/f-et-tp0-20070424-189139.html

 日本テレビ系の人気番組「行列のできる法律相談所」が京都市の漬物店の漬物材料写真を無断使用した問題で、日本テレビは24日までに番組プロデューサーら3人を減給処分にした。

 よう気づいたな、別の店の人。あるいは、店の人ではないのかもしれない。ホームページ用に野菜のブツ撮りをしたカメラマンかもしれない。それで、もしかしたら、そのカメラマンはカタログ用に写真を撮影しただけで、ホームページに転載する許可をしていなかったのかもしれない、なんて可能性もある。なんてのは仮定に仮定を重ねた話だけれども、著作権とかそういうものは、そんだけ入り組んでるもの。
 なので、なかなかテレビ局がYoutubeみたいな自前コンテンツで過去に放送した番組を提供するってのは難しいと思う。電波に一回乗せて画面に流したら、全部テレビ局のものってわけにはいかない。画面の中全部がテレビ局自前のものじゃあない。自前のものだけで構成された番組の方が少ないんじゃないだろうか。写真一つにしたって、一回テレビのニュースに使う契約と、(解像度が低かったりしたとしても)永遠にダウンロードとコピーされる契約は別物。人や音楽やそんなものもそうだろう。
 もちろん、一視聴者としては自らの利便性追求第一。でも、法が追いついていない現実とともに、そこんとこの権利関係、なかなかクリアにならんのもふまえなきゃいかんとも思う。そんだけ。