http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2007/04/27/07.html
１９９０年に公開された映画「櫻の園」が、福田沙紀（１６）主演で１８年ぶりにリメークされることになった。福田にとっては銀幕デビュー作で、いきなり大抜てきとなった。
さ、『櫻の園』（ASIN:B00005HNT3）はマイ心の映画ベスト10の上位3位までに入る映画、すなわちベスト3。あとの9個はそのうち書く。というわけで、あまりリメイクや映画化にきゃーきゃー言う私じゃあないが、これにはちょっと動揺する。
で、福田沙紀って誰。
→http://www.fukudasaki.tv/top.html
ごめん、全然知らない。でも、顔の感じから中島ひろ子やつみきみほ、白鳥靖代じゃなくて、二年生の子だな。って、映画リメイクというより、新たに原作からか。でも、たぶん二年生っぽいな。監督が同じ中原俊というのは一安心なので、福田さんにも頑張ってもらいたい。
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それで、驚きなのは地下鉄のレールと、この日記で俺が『櫻の園』について言及していないということ。なので言及するが、とにかくこれは素敵な作品だと言う。日本映画は下手なSFなんかせんと、少女漫画、少女漫画こそを映画化することに力を注げ、といいたくなる。いや、そんな話はどうでもよくて、この閉じて美しく静かで悲しく温かくため息しか出ないような映画、こんな映画はあんまりないわけで。まあ、女子校だった人も男子校だった人も、どちらでもない人も、とにかく見るべし、できれば桜の季節に。俺はこれを最初に見たのは、まだ中学か高校のころ、テレビの深夜映画枠だったが、心とらえられて体かたまったほどだった。俺は俺がえらくセンチメンタルでパセティックな人間だということを隠したりはしないぜ。
→rakuten:book:11610326
